シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史学特殊研究ⅠA | 2024 | 前期 | 金5 | 文学研究科博士課程後期課程 | 榎本 淳一 | エノモト ジュンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH6-113L
履修条件・関連科目等
なし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
論文執筆や学会発表のための実践的な学習・研究と必要とされる能力・スキルの養成を行う。履修者には、順番に研究発表を行ってもらい、その後、質疑応答や教員のコメント指導を行う。
科目目的
博士後期課程の学生に求められる研究能力の育成を目的とする。具体的には学界で認められるような学術論文を執筆し、学会発表をきちんとできるような人材に育てるを目指す。
到達目標
以下の7項目を到達目標とする。
1.研究上の問題設定を適切に行うことができる。
2.史料の蒐集とその的確な解読と整理ができる。
3.史料操作・史料批判を正確に行うことができる。
4.史料をもとに論理構成ができる。
5.研究史の整理を適切に行うことができる。
6.論理的な文章を書くことができる。
7.分かりやすく意見・考えを話すこと、書くことができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(文献解題・参考書紹介など)
第2回 史料講読・発表・質疑応答(『令義解』と『令集解』)
第3回 史料講読・発表・質疑応答(唐令と日本令)
第4回 史料講読・発表・質疑応答(律と令)
第5回 史料講読・発表・質疑応答(礼と令)
第6回 史料講読・発表・質疑応答(令と格)
第7回 史料講読・発表・質疑応答(令と式)
第8回 史料講読・発表・質疑応答(令と学術)
第9回 史料講読・発表・質疑応答(明法道と令師)
第10回 史料講読・発表・質疑応答(新制と令)
第11回 史料講読・発表・質疑応答(唐六典と令)
第12回 史料講読・発表・質疑応答(新唐書と令)
第13回 史料講読・発表・質疑応答(通典と令)
第14回 まとめ(古代国家・社会と法)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当箇所の予習、発表用レジュメの作成。
発表担当者12時間、その他参加者1時間。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 受講者には、順次、レジュメを作成して研究発表してもらう。その内容の充実度、レジュメの完成度、プレゼンの技量などによって評価する。 |
平常点 | 40 | 単なる出席点ではなく、受講態度や質疑・議論など主体的な授業参加姿勢によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
社会状況によりオンライン形式に切り替えた場合、Webexなど遠隔授業システムを利用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはありません。参考文献は、授業の際に各自重要なものについて適宜紹介します。
その他特記事項
特にありません。