シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
教育行政学特殊研究A | 2024 | 前期 | 月4 | 文学研究科博士課程後期課程 | 池田 賢市 | イケダ ケンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED6-105L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育基本法の成立過程および2006年の全面改正に関し(それと連動した学校教育法等の改正も含め)国会での審議内容等も含め、条文に即して、その意義と課題を、新旧の比較を通して分析していく。受講者はいくつかの条文を担当し、それについての報告をもとに毎回議論しながら授業を進める。
科目目的
現代日本の教育行政・制度および教育政策の諸課題を、教育基本法等の実際の法改正などを通して浮き彫りにし、その諸課題について理解を深めていくことを目的とする。
到達目標
現代日本の教育行政・制度および教育政策の諸課題を、自らの研究課題に引き付け、教育学の学問領域全体の中で位置づけて理解できるようになることを目標とする。
授業計画と内容
(前期)
第1回 教育行政の定義及び教育基本法の課題
第2回 日本の教育課題についての討論
第3回 前回の討論をもとにした課題の整理
第4回 教育基本法をめぐる諸課題の整理
第5回 学校教育法をめぐる諸課題の整理
第6回 旧教育基本法の逐条解説(前文~5条)
第7回 旧教育基本法の逐条解説(5~9条)
第8回 旧教育基本法の逐条解説(10・11条)
第9回 新教育基本法の逐条解説(前文~9条)
第10回 新教育基本法の逐条解説(9~13条)
第11回 新教育基本法の逐条解説(14~18条)
第12回 学校教育法改正をめぐる議論の整理
第13回 教育行政に関する諸改革の整理
第14回 受講生各人からの問題提起と総括討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 期末に提出してもらうレポートの内容。 |
平常点 | 60 | 出席状況、授業中の議論への参加状況、授業中の報告内容。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。参考文献として、『学びの本質を解きほぐす』(池田賢市著、新泉社、2021年刊)を挙げておく。
その他特記事項
特になし。