シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育行政学特殊研究B | 2024 | 後期 | 月4 | 文学研究科博士課程後期課程 | 池田 賢市 | イケダ ケンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED6-106L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育行政に関する基礎的・古典的文献の知識を基盤に、現代日本の教育改革(案)を分析していく。そこでの問題点の指摘を踏まえ、新たな教育改革案のあり方を提案していく。
科目目的
現代日本の教育行政の諸課題を、実際の教育改革(案)に即して理解し、分析でき、それをもとに、受講生自身が教育改革案を考えることができるようになることを目的とする。
到達目標
現代日本の教育行政の諸課題を、実際の教育改革(案)に即して理解・分析できることをめざす。そして、その分析結果と自らの研究テーマとのつながりを意識しつつ、具体的な教育改革案の提示を目標とする。
授業計画と内容
(後期)
第1回 日本の教育行政学に関する基礎文献の整理
第2回 教育行政学に関する基本的課題の整理
第3回 前回までの理解をもとにした討論
第4回 第二次大戦後の教育から1960年代までの教育改革の変遷と特徴
第5回 1970年代から1980年代までの教育改革の変遷と特徴
第6回 1990年から2006年までの教育改革の変遷と特徴
第7回 2007年以降の教育改革の変遷と特徴
第8回 教育再生実行会議の性質および諸提言について
第9回 具体的な教育課題の分析(障害児教育)
第10回 具体的な教育課題の分析(人権教育)
第11回 具体的な教育課題の分析(不登校問題)
第12回 具体的な教育課題の分析(夜間中学等の学びの場の多様性)
第13回 教育機会確保法をめぐる諸課題について
第14回 受講生各人からの問題提起と総括討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文部科学省にホームページより教育再生実行会議の情報を得ておくこと。また、教育改革をめぐるマスコミ報道に注目しておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末に提出してもらう具体的な教育改革案の内容が、授業で議論した教育行政上の諸問題を理解したうえで書かれているかどうかを評価基準とする。 |
平常点 | 60 | 授業への積極的な参加(出席はもちろんのこと、発言内容など)を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。参考文献として、『学校で育むアナキズム』(池田賢市著、新泉社、2023年刊)を挙げておく。
その他特記事項
特になし。