シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コミュニケーション特論(1) | 2024 | 前期 | 木6 | 国際情報研究科修士課程 | 橋本 健広 | ハシモト タケヒロ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-GL5-GC01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は、背景知識および人文情報学の知見も応用しつつ、19世紀以降のイギリス・アメリカで思想・感情を伝達する手段であった詩や演劇作品を題材として、詩・演劇作品の影響について理解を深め、詩・演劇作品の読解方法を身につけます。
科目目的
読解によって19世紀20世紀のイギリスの詩を理解し、読みの実践を学ぶこと。また人文情報学の知見を併用して過去の作品からの影響を主観的方法および計量分析によって明らかにし、文学に応用する計量分析の手法を学ぶこと。
到達目標
時代を超えた作品を読解することで文学の慣習について理解を深めること。学生は作品の読解と主観的読み、計量分析の取り組みに参加し、議論と発表を通して協働的な読みの行為に参加します。
授業計画と内容
第1回 導入
第2回 Burnt Norton, I
第3回 Burnt Norton, II
第4回 Burnt Norton, III, IV, V
第5回 East Coker, I
第6回 East Coker, II
第7回 East Coker, III
第8回 East Coker, IV, V
第9回 The Dry Salvages, I
第10回 The Dry Salvages, II
第11回 The Dry Salvages, III
第12回 The Dry Salvages, IV, V
第13回 The Dry Salvages, V
第14回 発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回発表形式で授業を進めるので、当たった人は発表の準備をしてきてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | テーマは適切か、作品を精読したか、論理は明確か、方法論は適切か、参考文献の選び方を含め適切なレポートの書き方を踏まえているかの点で評価します。 |
平常点 | 50 | 各回の発表、ディスカッションの参加状況を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
データ分析においてPCを使用します
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
T.S.エリオット. (1980).『四つの四重奏曲』森山泰夫注解. 大修館. ISBN: 9784469240559
参考文献:
Geoffrey Rockwell & Stéfan Sinclair. (2016). Hermeneutica: Computer-Assisted Interpretation in the Humanities. The MIT Press.
樋口耕一. (2014).『社会調査のための計量テキスト分析』第2版. ナカニシヤ出版.
人文情報学研究所監修. (2021). 『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』小風尚樹・小川潤・纓田宗紀・長野壮一・山中美潮・宮川創・大向一輝・永崎研宣編. 文学通信.
モレッティ, フランコ. (2016). 『遠読: 世界文学システムへの挑戦』秋草俊一郎・今井亮一・落合一樹・高橋知之訳. みすず書房.
Stéfan Sinclair & Geoffrey Rockwell. (2016) Voyant Tools. https://voyant-tools.org/
その他特記事項
予習、復習を行うこと。