シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報学研究指導Ⅰ | 2024 | 前期 | 土5 | 国際情報研究科修士課程 | 角田 篤泰 | カクタ トクヤス | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-IF5-SE01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
法律人工知能分野を中心に、法律問題や制度設計に対してAIや高度なITを応用する分野を対象とする研究を進めるにあたり、同分野の基礎知識、および、対象とする問題意識や課題の確認、調査すべき関連研究の範囲等について学ぶ。調査・実験やプレゼンなども必要に応じておこない、研究の基本的活動を経験する。
科目目的
法律人工知能分野を中心に法律分野へのAIや高度なITを導入する研究のために、この分野の基礎知識および、この分野に関わる情報学や法律学の関連知識や技能を学び、その研究方法論についても学ぶことを目的とする。
到達目標
法律人工知能分野を中心に法律分野へのAIや高度なITを導入する各自の研究に必要な基礎知識、基礎的情報処理技能、および基本的な研究手法を修得する。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション:法律AI概要、研究の進め方概要
第2回 研究・調査法(初歩)
第3回 AIの基礎技術:ルール
第4回 AIの基礎技術:機械学習
第5回 法律分野概観:司法
第6回 法律分野概観:立法
第7回 法情報学入門(法律AI関連分野について)
第8回 法律AI分野の歴史概要:80年代まで
第9回 法律AI分野の歴史概要:90年代
第10回 法律AI分野の歴史概要:2000年以降
第11回 法律AIの課題
第12回 問題設定方法論
第13回 問題設定検討
第14回 問題設定発表とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 毎回の課題・授業参加態度を評価する |
その他 | 60 | 研究の進捗・成果を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
原則、10回以上授業に出席しないと成績評価の対象となりません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
民間企業にて人工知能、OS、CG、言語処理系、並列処理を担当するシステムエンジニア。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
システム開発の実践例の紹介や上流工程開発技術の指導
テキスト・参考文献等
参考文献は次の通り。
・角田篤泰「法律AI」『国際情報学入門』(第16章),ミネルヴァ書房, 2020年.
・角田篤泰「人工知能の発展と企業法務の未来(1)~(4)」NBL, 1107~1131号, 商事法務, 2017~2108年.
・フレデリック・P・ブルックス,Jr.『人月の神話』(新装版), 丸善出版, 2014年.