シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報学研究指導Ⅰ | 2024 | 前期 | 土5 | 国際情報研究科修士課程 | 村田 雅之 | ムラタ マサユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-IF5-SE01
履修条件・関連科目等
履修条件として、
(1) 定量的なデータ処理に関して、統計学の基礎知識を修得しておくこと。
(2) 定性的なデータ分析の構想のため、データベースを用いた簡易な検索を経験しておくこと。
(3) 学術的なスタイルに基づく文章構成と表現について、ひととおり理解していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会心理学、メディアリテラシー、教育デザインなどに関する分野の修士論文等の作成に向けて、問題意識を確認し、具体的な研究テーマに繋げるための支援を行う。研究上で必要となる関連知識や分析方法の修得に向け、先行研究の検討を含めて指導する。
科目目的
大学院生として学術的に研究する姿勢の基礎を修得する。
到達目標
問題意識に基づき設定した研究テーマについて、簡易な調査を構想する。
授業計画と内容
第1回 標準的な書式の理解
第2回 文献収集と先行研究の検討
第3回 問題意識の設定(1)問題の発見と研究の意義
第4回 問題意識の設定(2)テーマと目的
第5回 問題意識の設定(3)方法論の探索
第6回 方法論の理解(1)内容分析
第7回 方法論の理解(2)質問紙調査の基礎
第8回 方法論の理解(3)質問紙調査の応用
第9回 先行研究の整理と周辺情報の概観
第10回 発表抄録形式文書の構成と作成
第11回 調査の構想(1)テーマの仮設定
第12回 調査の構想(2)方法論との対応
第13回 調査の構想(3)企画の過程
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献研究、データ収集、分析、論文執筆または作品制作、プレゼンテーション準備、関連アプリケーションや機器操作の習得などは、原則として授業時間外に行うことになる。
一部レクチャー以外の授業時間は、基本的にゼミメンバーによる発表・報告、ディスカッション、成果プレゼンテーションなどにあてる予定である。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 60 | 各回の提出レジメ、積極性など |
その他 | 40 | 研究成果、プレゼンテーション含む |
成績評価の方法・基準(備考)
原則、10回以上授業に出席しないと成績評価の対象となりません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
BYOD機器によるレポート提出など
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】使用しない。
【参考資料】
(1)「心理学論文の書き方 卒業論文や修士論文を書くために」松井豊, 河出書房新社など、「論文の書き方」についての各種文献を複数通読しておくこと。
(2)「社会学評論スタイルガイド」(https://jss-sociology.org/bulletin/guide/)などを参照して、学術的な書式に慣れておくこと。
その他特記事項
年度内に、学会や研究会などの学外発表を行うことを想定して、調査・研究計画を構想すること。