シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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人的資源論 | 2024 | 後期 | 月2 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 阿部 正浩 | アベ マサヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-MN5-101L
履修条件・関連科目等
ミクロ経済学および計量経済学の基礎的知識があることを履修の条件とする。ただし、経済学研究科の「ミクロ経済学Ⅰ,Ⅱ」および「計量経済分析Ⅰ、Ⅱ」を並行して履修している場合には履修可能とする。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、人事の経済学に関して以下の内容について講義する。人事の経済学は、内部労働市場について注目した労働経済学の一分野であり、最近特に発展している分野でもある。人的資源論における最近の研究成果とも合わせて講義したい。
科目目的
人事の経済学について、その理論と実証分析手法を学ぶことが目標である。
到達目標
人事の経済学について、その理論と実証分析手法を学ぶことが目標である。
授業計画と内容
1. オリエンテーション(内部労働市場と外部労働市場)
2. 採用1(理論的整理)
3. 採用2(新卒採用と日本の特徴)
4. 企業内教育訓練、能力開発1(理論的整理)
5. 企業内教育訓練、能力開発2(技術革新がどう影響するか)
6. 離職、解雇および希望退職1(理論的整理)
7. 離職、解雇および希望退職2(雇用調整の特徴)
8. 給与制度1(理論的整理)
9. 給与制度2(職能給と成果主義)
10. 昇進と昇格1(理論的整理)
11. 昇進と昇格2
12. 福利厚生
13. 労働組合
14. まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前および講義中に関連する参考文献を指示するので、それらを読んでおくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 内部労働市場と人事の経済学に関するこれまでの研究の理解。 人事の経済学に関する実証分析手法の理解。 |
平常点 | 50 | 授業中の発言。 授業終了後の課題の内容。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
RあるいはStataを使用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:授業で利用する資料を事前にmanabaで配布する。
参考文献:エドワード・P・ラジアー『人事と組織の経済学』(清家篤、樋口美雄訳)、日本経済新聞社、1998年。これ以外にも授業中に文献を指示する。 その他、テーマに即した論文をその都度指示する。