シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演劇と人間 | 2024 | 前期 | 木1 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 黒田 絵美子 | クロダ エミコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-AS5-401L
履修条件・関連科目等
原 文(英語)で戯曲のテキストを読解する語学力を有する者また日本語によるディスカッションやプレゼンが可能な者。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
戯曲を単に文学として読むのではなく、人間研究、総合政策の事例研究としてテーマを拾い、各自の分析をもとにディスカッションを行う。
科目目的
演劇をとおして人間研究を総合政策的に行うことを目的とする。
到達目標
演劇をとおして人間研究を総合政策的に行い、学術的な分析結果とともに研究成果をレポートにまとめることを目的とする。
授業計画と内容
履修者が少数であることが予想されるため、履修者決定後に各自の研究テーマに照らして、適した作品を選択し、分析を行う。作品の選定、テキストの読解については、講師が助言を行うが、授業は基本的に履修者主導で問題提起、ディスカッションを進めて行く。
以下、考え得る授業進行計画
1.履修者と講師により扱う演劇ジャンル、作品を選択
2.アメリカ演劇 (1920年代前後 テーマ抽出)
3.アメリカ演劇 (1920年代前後 時代背景研究)
4.アメリカ演劇 (大恐慌前後 テーマ抽出)
5.アメリカ演劇 (大恐慌前後 時代背景)
6.第一回プレゼンテーション
7.日本の演劇研究(能)
8.日本の演劇研究(能)
9.日本の演劇研究(狂言)笑いを演出する手法
10.日本の演劇研究(落語)笑いを演出する手法
11.日本の演劇研究(落語)人情噺
12.Review 第二回プレゼンテーション決定
13.第二回プレゼンテーション
14.Review レポート提出 講師によるコメント
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習:課題作品のDVDを事前に見る。作品の時代背景を研究する。
復習:授業で抽出したテーマについて自分の分析や考えをさらに深める。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 10 | 研究内容に関してプレゼンを課します。テーマ設定、参考文献の妥当性 |
期末試験(到達度確認) | 30 | 研究内容に関して最終的なプレゼンを課します。論理的思考が出来ているか |
レポート | 40 | 研究内容に関して、テーマ設定、先行研究の分析、論理的分析が出来ているか |
平常点 | 10 | 意欲をもってディスカッションやプレゼンに臨んだか |
その他 | 10 | 文献研究だけでなく、舞台作品を自主的にどれだけ鑑賞したか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本におけるアメリカ演劇上演台本の翻訳および演出、新作落語の執筆および演出を手掛けている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
演劇を単にテキストとして読みだけでなく、舞台芸術として創る視点から講義をすることが可能である。
テキスト・参考文献等
コピーにて配布 各自の研究に合った文献を適宜紹介する。