シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ジェンダー・セクシュアリティ論 | 2024 | 後期 | 水2 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 永松 京子 | ナガマツ キョウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-ST5-401L
履修条件・関連科目等
なし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
日本語で講義やディカッションをしますが、英語の文献を読むことがあります。
授業の概要
この科目では、ジェンダーの基本的な概念を理解したうえで、ジェンダーがいかに多くの領域と関わっているかを考えていきたい。また、ジェンダーと切り離すことができないセクシュアリティの問題についても時間が許す限り触れていきたい。
科目目的
私たちは誰もがジェンダー・セクシュアリティと無関係で生きることはできません。また、ジェンダー・セクシュアリティは人により、地域により多種多様なものです。その点で、本研究科の目的である「民族および個人の多様な価値観を尊重した上で文化の諸領域に関わる研究を遂行する」ことの一例になりうると思われます。そしてジェンダー・セクシュアリティは身体、家族、恋愛、教育、科学、国家、労働などほとんどあらゆる学問分野と関わっていると言っても過言ではありません。社会の諸問題をジェンダー・セクシュアリティの視点からも検討しながら、本研究科が重視する「複眼的思考」とは何かを理解することを目的とします。
到達目標
普段は見逃されがちなジェンダー・セクシュアリティに関する問題を受講生が自ら見つけ出し、個人の多様な価値観を尊重しながら、複眼的思考によりその問題の解決方法を導き出すことを目標とします。
授業計画と内容
第1回 授業計画の説明、科目目的、到達目標の確認
第2回 ジェンダーとセクシュアリティ
第3回 身体とジェンダー
第4回 教育とジェンダー
第5回 科学とジェンダー
第6回 スポーツとジェンダー
第7回 恋愛とジェンダー
第8回 家族とジェンダー
第9回 労働とジェンダー
第10回 戦争とジェンダー
第11回 受講者のプレゼンテーションとディスカッション(問題提起)
第12回 受講者のプレゼンテーションとディスカッション(資料を調べる)
第13回 受講者のプレゼンテーションとディスカッション(解決策を探る)
第14回 まとめ(ジェンダーとセクシュアリティをめぐる問題について)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業の前には資料(こちらで授業内容に合わせた資料を配布します)を必ず読んでくること。自分がプレゼンテーションをする場合は、万全の準備をしてくること。毎回の授業の最後に教員が課す課題を必ずやること。以上のことを守ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 授業の内容に関連したテーマについてのレポートを書く。 |
平常点 | 40 | 毎回の授業に出席するだけでなく、どれだけ積極的に参加したか、どれだけ内容を理解しているかを評価の対象とする。 |
その他 | 30 | それぞれの履修者が複数回プレゼンテーションをする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
受講者の理解度、各自のプレゼンテーション、期末のレポートを評価の三本柱としますが、毎回の授業での積極性(議論への参加、他の受講生のプレゼンテーションへの質問やコメントなど)も重要視します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】テキストは使用せず、毎回ハンドアウトを配布します。
【参考文献】受講生の研究テーマに応じて適宜紹介します。
その他特記事項
なし。