シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報コミュニケーション論 | 2024 | 前期 | 火5 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 田代 光輝 | タシロ ミツテル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-SI5-401L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、ブログやSNSのような「社会におけるデジタルデータ活用の事例」を学ぶとともに、関連する法律・権利・モラルについての知識を身につける。それを基に、個人および組織におけるデジタル技術の活用のメリットとリスクについて理解を深める。
科目目的
インターネットを代表としたデジタル技術の仕組みを、技術的な観点からだけではなく、ビジネスモデルやコミュニケーションモデルを理解する。そのうえで、デジタル技術を利用した情報の発信・受信の適切な方法を身につける
到達目標
インターネットを代表としたデジタル技術の仕組みを、技術的な観点からだけではなく、ビジネスモデルやコミュニケーションモデルを理解する。そのうえで、デジタル技術を利用した情報の発信・受信の適切な方法を身につける
授業計画と内容
1.社会と情報についての基礎:社会における情報について近代以降の情報流通からインターネットまで
2.インターネット(2)接続編:インターネットの中立性問題
3.インタネット(3)ビジネス編2:デジタルデータを利用したビジネスにはどのようなものがあるか。コンテンツビジネス・広告業を取り上げます
4.インタネット(4)ビジネス編3:デジタルデータを利用したビジネスにはどのようなものがあるか。コンテンツビジネス・広告業を取り上げます
5.中間テスト1
6.法律と権利(1):デジタルデータに関する憲法論や名誉棄損など
7,法律と権利(2):デジタルデータに関する特許や商標について
8.SNSとスモールワールド
9.中間テスト2
10.ブログとストックとフロー
11.ネットリスク1:詐欺やオークションのトラブルなど、金銭的なトラブルについて
12.ネットリスク(2):コミュニケーションリスクについて
13.ネットリスク(3):炎上について、まとめ
14.期末テスト
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 10 | 中間試験を行う |
期末試験(到達度確認) | 10 | 期末試験を行う |
レポート | 80 | 最終レポートの内容で採点する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
第一種通信事業者の運営
インターネットのポータルサービス運営
ブログサービスの運用マネージメント
大手企業のICT活用の請負コンサルタント
大手芸能事務所のICT運営のコンサルタント
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
担当教員がIT企業のコンサルタント・従業員として従事した内容を踏まえ、実務で生かせるような研究計画を基礎とした指導をする
テキスト・参考文献等
教科書
情報倫理-ネットの炎上予防と対策- 共立出版 著:田代光輝・服部哲
参考書
ネットワーク中立性の経済学: 通信品質をめぐる分析 勁草書房 実積 寿也
ウェブログの心理学 NTT出版 山下 清美、川上 善郎、川浦 康至、 三浦 麻子