シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本・アジア関係史 | 2024 | 後期 | 火3 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | イ ヒョンナン | イ ヒョンナン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-HC5-502L
履修条件・関連科目等
なし。
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
韓国・朝鮮語
授業の概要
題目 在日朝鮮人と日本社会・日本人
在日朝鮮人の形成史をはじめ、制度的・社会的差別の状況、その状況のなかでの運動の展開がいかなるものであったか、在日朝鮮人を取り巻く様々な問題について勉強していく。
科目目的
在日朝鮮人をめぐる諸問題に対して歴史的な視座から捉え論じる能力を身につけること。
到達目標
在日朝鮮人をめぐる諸問題を歴史的な視座からとらえ、論じる能力を身に付けることと、問題の解決のために、受講者が自ら様々な方法を考える積極的な姿勢をもつ。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 在日朝鮮人の渡来史
第3回 植民地時代(戦前)における在日朝鮮人の歴史
第4回 植民地時代における在日朝鮮人の生活とたたかい
第5回 戦時体制下の在日朝鮮人
第6回 解放後の在日朝鮮人運動Ⅰ(1945~1950)
第7回 解放後の在日朝鮮人運動Ⅱ(1950~1965)
第8回 在日朝鮮人にとっての国籍・戸籍・家族
第8回 外国人登録法と外登証常時携帯制度
第9回 指紋押捺拒否の歴史
第10回 在日外国人管理の歴史
第11回 金嬉老裁判と日本社会
第12回 在日朝鮮人・韓国人差別の淵源-皇民化問題を中心にー
第13回 神奈川県内在外外国人実際調査
第14回 民族教育
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表の有無にかかわらず、予習することが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 関心のあるテーマを決めて作成 |
平常点 | 60 | 出席およびプレゼン |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
『在日朝鮮人論』(梶村秀樹著作集第6巻)明石書店→ プリントを配布します。
【参考文献】
樋口雄一『日本の朝鮮・韓国人』同成社、2002年。
木村健二、小松裕編著『史料と分析「韓国併合」直後の在日朝鮮人・中国人 : 東アジアの近代化と人の移動 』 明石書店, 1998年。
外村大『在日朝鮮人社会の歴史学的研究 : 形成・構造・変容 』 緑蔭書房, 2004年。
その他、随時授業中に紹介します。
その他特記事項
なし。