シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習(総合政策セミナー)Ⅰ(1) | 2024 | 前期 | 火4 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 櫻井 秀子 | サクライ ヒデコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-IF5-701L
履修条件・関連科目等
指導教授の開講している演習を選択すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、イスラーム研究(社会思想、経済・経営、法と国家、社会と女性等)、西アジア地域研究(政治、経済、文化、グローバル化)現代イラン研究(思想、政治・経済)の基礎文献、ならびにイスラーム史、西アジア史の基礎文献を広く講読することから始め、これまでの一般的理解の先入観や固定的な分析手法を批判的に考察します。演習の形式は、文献講読、報告、ディスカッションが中心となります。
科目目的
本演習では、履修者の問題意識にもとづく主題の設定を明確にし、各履修者の主題の分析に必要な文献の選定、先行研究の調査を行うための準備を終えることを目的とします。
到達目標
自らの問題意識にもとづく主題の設定を明確にし、各自の主題の分析に必要な文献の選定、先行研究の調査を行うための準備を終えることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 履修者による暫定的研究テーマに関する説明
第3回 第2回の説明に対する応答と今後の方向性に関する指導
第4回 イスラーム研究、西アジア研究、イラン研究に関する方法論と研究テーマ
第5回 イスラーム研究の基本文献講読 <1> イスラームの存在論
第6回 イスラーム研究の基本文献講読 <2> イスラーム法
第7回 イスラーム研究の基本文献講読 <3> イスラームの社会システム
第8回 イスラーム研究の基本のまとめ
第9回 西アジア研究の基本文献 現代史
第10回 西アジア研究の基本文献 <2> 政治、経済、文化より選択
第11回 西アジア研究の基本文献 <3> グローバル化、新自由主義
第12回 西アジア研究の基本のまとめ
第13回 イラン研究 政治、経済、文化より選択
第14回 学期末レポートのテーマ決定と演習Ⅰ(2) に向けての方向性の提示
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | テーマの理解度、論述力、次の課題への問題意識と展開を評価 |
平常点 | 60 | レジュメ作成、プレゼンテーション、ディスカッションへの参加度を評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
黒田壽郎『格差と文明』書肆心水、2015年
櫻井秀子『イスラーム金融』新評論、2008年
<参考文献>
履修者のテーマに合わせ適宜、紹介します。