シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習(総合政策セミナー)Ⅰ(3) | 2024 | 前期 | 木5 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 籠谷 公司 | カゴタニ コウジ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-IF5-701L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際関係理論の研究は、理論から導き出された仮説が現実と整合性のあるものかどうかを検証することも必要とする。演習では、統計的手法を用いた検証に焦点を当てて国際関係理論研究に必要とされる統計的手法を概観する。履修者は教科書の指定された箇所を読み、学習した内容と問題点について報告してもらう。そして、統計ソフトウェアを実際に動かして、各自が分析を再現できるように実習を行う。
授業は原則として日本語で行う。英語のほうが意思疎通しやすい学生だけが履修している場合は、英語で授業を行う。
科目目的
国際関係研究で頻繁に使われる統計的手法を体系的に学習すること。
到達目標
実際に学んだ統計的分析手法を用いて、履修者の関心に合わせてデータを分析できるようになること。
授業計画と内容
01. イントロダクション(回帰分析のレビュー)
02. 最尤法(MLE)とは何か
03. ロジット・モデル
04. 最尤法の実装
05. モデルの評価
06. 選択・推論と解釈
07. 一般的線形モデル
08. 順序ロジット・モデル
09. 多項ロジット・モデル
10. カウン・モデル
11. 生存時間分析
12. R package: peacesciencer
13. パネル・データ(1)
14. パネル・データ(2)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教科書の指定された部分を読み、学習した内容と問題点について報告できるように準備してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 履修者それぞれの関心に基いてデータ分析を行い、レポートにまとめてください(参照文献リストを除いてA4で10ページ程度)。 |
平常点 | 60 | 演習における学習内容と問題点の報告ならびにディスカッションで評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Ward, Michael D., and John S. Ahlquist. 2018. Maximum Likelihood for Social Science: Strategies for Analysis. Cambridge, U.K.: Cambridge University Press.