シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 夏期】歴史(日本史) | 2025 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 沖川 伸夫 | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
JD-HT1-501L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目では、日本近現代史を対象とし、とりわけ、1940年代の日本の歴史をふりかえります。具体的には、日米開戦から占領前期までの歴史を、当時の国際関係・経済・教育・文化・地域・民衆といった関連する多角的なアプローチも採り入れながら、受講生とともに探っていきたいと考えています。「民主主義とは何か」という問いからスタートした戦後の日本人が、いかに向き合ってきたのか。そして、いまの課題はどこにあるのかということを、敗戦前後の日本の歴史から、いま一度確かめてみましょう。
過去の歴史を知らずに、将来のビジョンを考えることは、地図を持たずに冒険へ出るような行為であり、将来どの分野に進むにしても、歴史的思考は不可欠です。それゆえに、高校までの「暗記科目としての歴史」という固定観念から脱却し、歴史的事実が起きた因果関係やその背景を知ることで、受講生のみなさんが歴史的思考を養うことを重視します。
科目目的
「歴史(日本史)」は、第5群の「基礎的な教養科目」として位置づけられています。そのため、これから受講生のみなさんが専門科目を学ぶ際、求められる日本史の基礎知識を習得することが、この科目の目的といえます。
法学部の専門科目は、日本史のなかでも日本近現代史と深いつながりをもっています。とりわけ、今回のスクーリング「歴史(日本史)」で習得した日本近現代史の基礎知識は将来、みなさんがさまざまな法を学ぶ際に、大いに助けとなり、きっと理解を深める役割を果すと確信します。
到達目標
断片的な知識にとらわれず、まず歴史の流れをつかみ、そのうえで、今日とのつながりや、これから学ぶ諸学問の成り立ちにも視野を広げ、歴史の流れと重ねあわせて論じられる歴史的思考を養うことが、到達目標です。この講義を通じて、専門科目を学ぶ際に求められる日本史の基礎知識を習得するとともに、一人ひとりの受講生が歴史に関心をもつきっかけをつかみ、自ら問題を見つけ、解いていく習慣を身につけることで、これからの自分の人生に活かせる歴史との向き合い方、醍醐味を知ってほしい。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス 歴史を学ぶということ
第2回 日米開戦から戦局の転換へ
第3回 戦局の悪化から敗戦へ
第4回 アメリカの対日占領政策
第5回 民主化の進展と沖縄の軍政
第6回 婦人参政権・労働改革・農地改革
第7回 財閥解体・教育改革・学問の再生
第8回 憲法改正問題の展開
第9回 日本国憲法の誕生
第10回 象徴天皇制の形成
第11回 政党の復活と公職追放
第12回 スクーリング試験
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
まず、レジュメと関連資料を丹念に読み込んで、日本史の流れをつかんでみてください。そのうえで、参考文献を手がかりに、因果関係のつながりを意識して、理解を深めていきましょう。こうして、日本史の流れや因果関係のつながりを正確に論述できるよう、日ごろからトレーニングしてください。
また、少しでも理解できない部分があった場合は、必ず質問するよう心がけましょう。もし、分からないまま放置すると、次の展開が雪だるま式に分からなくなります。結局、因果関係の連鎖が見えなくなり、歴史の流れをつかむことが出来なくなりますので、遠慮せずに質問してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | スクーリング試験または科目試験により最終評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
スクーリング試験では、個々の歴史的事実を年表式に羅列してしながら説明するのではなく、日本史の流れや因果関係のつながりをしっかり踏まえて論述できることを、受講生のみなさんに求めます。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔スクーリングで使用する教材〕
今回のスクーリングでは、特定のテキストを使用しません。毎回の授業で、レジュメと関連資料を配布し、それらをもとに進めます。
〔参考文献〕
1.由井正臣『日本の歴史8 大日本帝国の時代』岩波書店、2000年※
※出版社品切れ・重版未定だが良書のため、図書館等で出来れば参照すること
2.鹿野政直『日本の歴史9 日本の現代』岩波書店、2000年
3.読売新聞昭和時代プロジェクト『昭和時代 敗戦・占領・独立』中央公論新社、2015年
4.老川慶喜『もういちど読む山川日本戦後史』山川出版社、2016年
5.宮地正人監修、大日方純夫・山田朗・山田敬男・吉田裕『増補改訂版 日本近現代史を読む』
新日本出版社、2019年
その他特記事項
【通信教育課程はなし】