シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究Ⅰ(政治心理学) | 2024 | 通年 | 土4 | 総合政策研究科博士課程後期課程 | 荒井 紀一郎 | アライ キイチロウ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
PG-IF6-001L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治心理学の最先端の研究を紹介し、この領域での主要なトピックと手法についての理解を深める。授業で扱う具体的なトピック、論文については履修者の研究関心によって多少変更する可能性があるが、概ね以下の計画に沿って進める。
科目目的
政治心理学の最先端について当該分野のトップジャーナルをベースに論じる。
到達目標
この分野の最先端をつかむことで、自身の研究がどこに位置づけられるのか、その学術的貢献と抱えている課題は何なのかということについて理解を深めることを目標とする。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2ー3回 心理学と合理性
第4-5回 Cold cognition I: ヒューリスティクス、バイアス、プロスペクト理論
第6-7回 Cold cognition II: 学習、シグナリング、予測
第8-9回 Hot cognition I: 動機づけられた推論、ステレオタイプ、認知
第10-11回 Hot cognition II: 感情、道徳
第12-13回 Dispositions I: パーソナリティ
第14-15回 Dispositions II: 価値観、イデオロギー
第16-17回 集団 I: 小集団, 社会的アイデンティティ
第18ー19回 集団II: 評判、互恵性
第20ー21回 集団III: 国家とアイデンティティ
第22ー23回 暴力
第24ー25回 遺伝子、生物学、進化
第26ー27回 履修者による研究報告
第28回履修者による研究報告
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回のリーディングについてコメントをA4で1枚程度にまとめ毎週授業前に提出すること。各文献の詳細は1 回目の授業時に配布する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | コメントペーパー: 指定文献に対する理解度を評価する タームペーパー: 指定文献の理解に加え、これらの文献から得られる知見と自身の研究とを関連づけて論じられているかどうかを評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
毎週提出するコメントペーパー:50%
タームペーパー:50%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
初回授業時にリーディングリストを配布する。