シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 演習】行政法(三谷 晋) | 2025 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 三谷 晋 | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
JD-OL3-301S
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
関連科目:体系的に学修しておくことがのぞましい科目は、憲法、民法、行政法といったところでしょうが、必須ではありません。とりあげるテーマに関心があり、報告いただく際には、その説明ができる程度にはなっている、はず。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この演習は行政法の演習ですが、「行政法」という分野が扱う事案、問題、テーマは、環境問題、福祉問題、情報、地方自治、まちづくり、訴訟法上の問題......と多岐にわたります。この演習では、受講生のみなさんの興味あるテーマを探して、選んでいただき、それぞれ報告していただき、そこを起点にしてわいわいと皆で議論します。案外と他の人の視点が入ることで自分の理解が相対化できてよいものです。
こうしたことを念頭におきながら、初心者は初心者なりの、中級者なら中級者なりの、もしかしたら上級者?なら上級者なりの報告をしていただき、質疑応答をしながら演習を進めていきたいと思います。
過去の報告テーマは、例えば、2024年度は、貧困ビジネス(簡易宿泊施設問題)、ヘイトスピーチ、外国人の社会保障、地方における鉄道インフラ、不法滞在者と収容、動物の権利等でした。さらにさかのぼると、泉佐野市のふるさと納税訴訟、指導「違反」者に対する公表、条例制定権の範囲と限界、おかしな校則、生活保護の切り下げ問題、廃棄物処理手続きとその実態、廃棄物実務における「マニフェスト」、などがありました。
この演習を通して、とりあげたテーマについてほかの人にうまく説明ができればまずは合格ラインですが、さらに、論点を深堀りして、自ら「研究」することができるようになるのが理想です。
科目目的
私たちの住む社会には解決されていない問題がいろいろあります。このうち、行政法、環境法、地方自治法の関連する諸問題について、法学的な観点から検討し、一定の理解を得て、問題解決につなげていけるものもあります。
この演習では、こうした諸課題を法学的に理解・把握することを目的とします。社会問題から入ってもよいですし、学問的な課題から入っていってもいいと思います。たとえば前者なら「新型コロナ問題」、「空き家問題」、「泉佐野市のふるさと納税問題」、「同性パートナーシップ制度」(法律で定めることは現状では難しいので多くの自治体で要綱で定めています。要綱って行政法で扱うものの一つですね)とか、後者なら例えば「行政指導の意義とその限界」とか「訴えの利益論の現状」など。ともかく行政法、地方自治法、環境法にちなんだ問題設定ならOK かと。
到達目標
演習の際の報告から、その問題を法的に理解・把握し(例えば論点は何か、先行研究や関連する判例は何か、それらの意味は何か等)、それを他の受講生の人たちに伝え、理解を共有できることを目標とします。
そして、報告者が、調査し、理解し、検討し、「研究」する楽しさに触れることができれば理想です。
授業計画と内容
1)演習前:各自が報告・検討するテーマを確定し、そのテーマ検討にあたり、ふさわしい資料や判例等を把握してもらいます。以下は受講生が6名である場合を想定したものです。
2)演習 第一回目
(1)報告と質疑応答 1人目
(2)報告と質疑応答 2人目
(3)報告と質疑応答 3人目
(4)報告と質疑応答 4人目
(5)報告と質疑応答 5人目
(6)報告と質疑応答 6人目
(7)総括
3)2)演習 第二回目
一度目の報告時の不足部分を補いつつ、さらなる深い理解を他の受講生のみなさんとともに得る。
(8)報告と質疑応答 1人目
(9)報告と質疑応答 2人目
(10)報告と質疑応答 3人目
(11)報告と質疑応答 4人目
(12)報告と質疑応答 5人目
(13)報告と質疑応答 6人目
(14)総括
※受講生が少なければ、受講生が検討するテーマやその関連事項を三谷が行政法学の視点から説明をしていきます。
なお、使用するテキスト等は、みなさんの興味あるテーマに即した文献を探していただき、またはこちらから提供するなどを通じて確保してもらいます。また、全体的な説明の部分については、レジュメを用意しますが、補足として行政法の教科書(指定されているものでも良いですし、他のものでも構いません)を各自で見ていただくこともあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修つまり予習と復習に必要な学修内容は、教科書と関連する判例や先行研究となります。もっともこの内容は、人によって異なりますので、事前指導の際に相談しながら決めていきましょう。
これらに必要な文献の調査方法についても情報提供します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 演習時の参加の程度。 |
その他 | 50 | 報告内容等。 |
成績評価の方法・基準(備考)
二度の報告の内容と、ほかの方の報告に対する質疑応答における貢献度の総合評価で評価します。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間のなかで講評し解説しますが、その他、メール等でお尋ねいただければ、お答えしますし、一緒に考えます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト等は指定しません。
ご報告いただく際には、まず自分で探してもらいますが、こちらからも見てもらった方がいい文献があればそれを示します。
※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】