シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 通信授業】経済学 | 2025 | その他 | ー | 通信教育課程 | 近廣 昌志 | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
JD-EO1-507L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経済学でいう「利益」は,決して収益から支出を差し引いたものに限りません。大学卒業者(学士)として経済学の考え方を取り入れることは、貨幣経済社会に生きる私たちにとってとても重要です。
経済学には、消費者や企業といった経済主体の行動や市場経済の働きを分析するミクロ経済学と、国民経済全体の働きを分析するマクロ経済学の 2 つの視点があります。たとえば、原油価格が上昇するとバイオエタノールへの需要が増加し、回り回って食品の価格にも影響を与えますが、このような問題はミクロ経済学の対象になります。
しかし、私たちの経済は単なる経済主体の寄せ集めではありません。たとえば、不況下の企業が賃金を切り下げるとすればこの企業はコスト削減に成功するでしょうが、受け取る側の従業員からすれば賃金切下げは所得減少につながります。経済全体で賃金引下げが行われるならば、所得の減少は個人消費の低迷につながり、消費財を生産する企業の赤字をさらに拡大させることになります。したがって、個々の経済主体の行動を見るだけではなく、経済全体にも目を配る必要があります。このように、経済の全体像をつかんでいこうとする見方がマクロ経済学です。
この科目では、ミクロ経済学とマクロ経済学の両面、そして金融に関わる側面から、主として日本における現実の経済問題を念頭におきながら、経済学の理論によってどのように現実が説明できるのか、また、そこからどのような政策を引き出すことができるのか、ということを学習していきます。
科目目的
経済学の基礎的な理論を修得し、グラフ等を使ってミクロ・マクロの経済問題を考察できるようになることを目的とします。
到達目標
①経済用語を正確に説明することができる
②経済現象を説くために必要な情報収集能力を得る
③経済学の系譜を説明することができる
④金利・割引現在価値等の基礎計算ができる
⑤簿記原理の基礎を理解することができる
⑥金融の仕組みを理解することができる
授業計画と内容
前半
1. ミクロ経済学の基本的な考え方
2. 市場経済の枠組み Ⅰ:需要曲線の性質
3. 市場経済の枠組み Ⅱ:供給曲線の性質
4. 市場の構造:競争と独占
5. 市場経済のメカニズム Ⅰ:市場内部における需要と供給の作用
6. 市場経済のメカニズム Ⅱ:市場相互間の関係
7. 競争的市場における企業の行動 Ⅰ:総収入、総費用と利潤最大化
8. 競争的市場における企業の行動 Ⅱ:限界費用、平均費用と利潤最大化
9. 独占的市場における企業の行動 Ⅰ:市場の不完全性と利潤最大化
10. 独占的市場における企業の行動 Ⅱ:独占と寡占
11. 企業の戦略:ゲーム理論入門
12. 外部性と公共財
13. 消費者の行動
後半
1. マクロ経済学の基本的な考え方
2. 国民経済の枠組み:ストックとフロー
3. 国民所得の概念 Ⅰ:生産、分配、支出
4. 国民所得の概念 Ⅱ:GDP
5. 国民所得水準の決定 Ⅰ:セー法則とその問題点
6. 国民所得水準の決定 Ⅱ:有効需要の原理
7. 国民所得水準の変化 Ⅰ:投資乗数
8. 国民所得水準の変化 Ⅱ:貯蓄のパラドックス
9. 国民所得と財政政策 Ⅰ:財政支出の効果
10. 国民所得と財政政策 Ⅱ:財政支出と減税
11. 投資水準の決定:IS曲線
12. 貨幣と利子率:流動性選好説
13. 国民所得と金融政策:LM曲線
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
経済学の習得には、最初は言葉の理解のための下調べ等も学修に有効です。難しい数式が理解できなくても,図などを利用して理解することも可能です。
経済学のテキストの多くは,現実を説明できない部分や,現実離れしていると感じるものもあるかもしれませんが,ふと気づいた疑問やアイディアなどを書き留めておきましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 試験(科目試験またはスクーリング試験)により最終評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
通信教育課程 在学生サイト 教科書一覧を参照
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】