シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 通信授業】社会学 | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 高橋 徹、井口 暁 | 1・2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
JD-SC1-401L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会学の基礎理論を押さえた教科書に沿って、社会を個々の人間の関係が織りなす網の目としてとらえていく社会学の特徴を理解したうえで、各項目を学んでいきます。
第 2 章から第 5 章までは、社会学の基礎を作ったマルクス・ヴェーバー・デュルケム・ジンメルという 4 人の巨人について学びます。第 6 章から第 14 章までは、その後に続く主要な社会学者の理論を学ぶことを通じて、社会学がどんな分野で、何を問題にしてきたかを理解してほしいと思います。第 15 章は、日本における「社会」の位置づけを考える、少し応用的な内容となります。
科目目的
社会学的なものの見方をとりいれ、社会現象に対する洞察力と想像力を鍛えることで、みなさん個々人の法学をより豊かなものにすることを目的とします。
到達目標
本科目の到達目標は、教科書に登場する主要な社会学者による社会の見方の基本を理解し、これらの見方を身近な社会現象に応用できるようになることです。
授業計画と内容
以下の学修を通して、社会学の基本的な視点を理解し、現代社会に対する応用の視点の獲得を目指します。
1.社会学の基礎理論の確立に貢献した先駆者であるマルクス・ヴェーバー・デュルケム・ジンメルの学説の要点を理解する。
2.20世紀後半の社会学理論が取り組んだ課題と社会学的な認識について理解をする。
3.私たちの日常生活にみられる社会過程を社会学がいかにして捉えようとしたかを理解する。
4.現代の日本社会に対して社会学的な視点がどのように応用しうるかを理解する。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本科目の学習方法としては、教科書の内容理解が第一です。内容が理解しにくい場合には、各章末尾に記載されている参考文献や、社会学事典などを活用して、キーワードや学説史的背景、具体例などについて補足的な知識を得ると、理解しやすくなります。基本は教科書の内容理解ですが、レポート課題につけた推薦図書は、いずれも社会学説の歴史をわかりやすく解説しているので、副読本として参考になるでしょう。
本課程の時間的制約から、現代社会学の主流をなしている専門社会学(家族社会学・福祉社会学・都市社会学など)については、教科書では紹介していません。これら専門的・実践的な社会学に興味がある方は浜日出夫・長谷川公一・藤村正之・町村敬志『社会学』〔新版〕(有斐閣 New Liberal Arts Selection)等をお読み頂くと、社会学が現代社会をどのように理解し、どのようなものの見方を提示しているのか、どのように応用可能かが考察できると思います。
関連科目について : 社会学は基礎的な科目であるため、他に履修しておいたほうがよい科目はありません。社会学的な見方がとくに応用される関連科目としては、政治学・刑法(犯罪学)などがあります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 試験(科目試験またはスクーリング試験)により最終評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
通信教育課程 在学生サイト 教科書一覧を参照
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0
その他特記事項
【通信教育課程はなし】