シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教 夏期】政治学 | 2024 | その他 | 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 中島 康予 | 1・2年次配当 |
科目ナンバー
JD-PS1-402L
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1990 年代以降に進展した「グローバル化」という世界の構造的な変化が生じ、21世紀の第一四半世紀を終えようとしている今日、政治的知見と見識に裏打ちされた、私たち市民の政治参加がますます重要になっています。政治学はそのような政治参加に不可欠の学問です。
本授業(スクーリング)では、「グローバル化のもとでの自由主義と民主主義の変容」をテーマに、政治現象を的確に捉えるために必要な、政治学の研究の基礎的な内容を学修し、常識や直感、表層的な印象に頼るのではなく、また、法律学とは区別される政治学の知見をいかして、政治現象を読み解き、考察することをめざします。
科目目的
「グローバル化のもとでの自由主義と民主主義の変容」に関する諸問題を考えるために必要な、基本的理論・概念・分析枠組を学修します。
到達目標
政治現象を、法律学的な観点からではなく、政治学的に考察することを通じて、その成果を実際に応用して現代政治についての理解を深めることが目標です。
授業計画と内容
( )内は教科書の「章」を指しています
【1日目】
① 9:00~10:40(100)政治学のアイデンティティ(序章)、政治学の潮流(第11章)
②10:55~12:35(100)自由と自由主義の系譜(第2章2)
③13:35~15:15(100)リベラリズムとリバタリアニズム(第11章4)
④15:30~17:10(100)ネオ・リベラルなグローバル化とグローバル・ジャスティス(第10章、第11章4)
【2日目】
① 9:00~10:40(100)福祉レジームの発展と政治(第3章2)
②10:55~12:35(100)福祉レジームの危機と再編(第3章3)
③13:35~15:15(100)政治制度とグローバル化への対応(第4章、第11章3)
④15:30~17:10(100)ジェンダー・ダイバーシティという視座からみた政治
【3日目】
① 9:00~10:40(100)古代ギリシアの民主主義と近代西欧の民主主義(第2章2)
②10:55~12:35(100)多元主義と参加民主主義(第4章3・4、第11章4)
③13:35~14:55(80)くじ引き代表による熟議のプロセス(第11章4)
④15:25~16:25(60) 授業の総まとめと内容の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 3日間の授業を通して、シラバスの到達目標を達成できているかという観点から評価します。 |
レポート | 20 | 1日目,2日目の授業時間の最後にコメントペーパーを提出してもらいます。各回とも、当日の授業の内容の概略を理解しているかどうかという観点から評価し、10点満点合計20点で採点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメを中心に用いて授業を行ないます。適宜、教科書の加茂利男・大西仁 著ほか『現代政治学[第4版]』(2012年)(有斐閣)を参照します。
その他特記事項
【通信教育課程はなし】