シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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【通教】導入教育A | 2024 | その他 | 在学生サイトの導入教育のページをご確認ください。 | 通信教育課程 | 黒河内 利臣、澁谷 与文、竹内 幸哉、橋詰 悦荘 | 1~4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JD-AD1-001S
履修条件・関連科目等
履修条件:通信教育課程の学生対象
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【導入教育A・B の設置について】
通信教育課程での学修は、自己の学修成果をすべて文章で表現しなければなりません。しかしながら、法律を初めて学ぶ人にとってはテキストを読み込むだけでも大変なのに、法的思考力に裏打ちされた文章を作成するというのは至難の業でしょう。テキストとレポート課題を前にして、何をどうすればよいのか途方に暮れている人もいるでしょう。レポート課題はクリアーしたけれども、科目試験等になかなか合格することができないという人もいるでしょう。法律学を修めようと決意し、中央大学法学部通信教育課程の門を叩いたにもかかわらず、学修上の困難を原因として所期の思いを断念してしまう人もいます。わたくしたちは、このような状況を座視したままにしておくことはできないと考え、何か打開策はないかと知恵をしぼってきました。その第一歩が、2011 年度から開講した導入教育A・B です。導入教育A・B では、通信教育課程における学修の原点に立ち返って、文章作成力の向上を柱に据えた講義を提供します。一講座四コマで終了する講座です。もちろん、この講座を受講した翌日から文章力が飛躍的に向上するということはないでしょう。それは幻想であり、わたくしたちもそのようなことを約束するものではありません。しかしながら、導入教育A・B を履修することによって、文章作成向上のきっかけや学修上の困難を解決する糸口をつかむことはできると考えています。
導入教育A では、予備校講師や通信社記者等の職歴を持つ文章作成の専門家が、実務で培ったノウハウを活かし、通信授業の主軸ともいえる「レポートの書き方」を中心に文章作成に必要な表現力を養うための講義を行います。また、それに加えて講義では現代社会における時事問題等を取り上げ、様々な視点や角度から情報を読み取る考察力と読解力を養成する講義を教育の一環として展開します。
科目目的
導入教育A は、大学における学修に必要な読み書き能力の修得と社会問題に対する批判的関心を身につけることを目的とします。
到達目標
(1)社会的な問題に関心が持てるようになる。
(2)論理的な文章が書けるようになる。
授業計画と内容
授業内容は、読解力の養成と表現力の養成の二部構成となります。
1.読解力の養成
論文を執筆するためには、まず文章を読み、筆者の主張を正確に理解することができなければなりません。そこで、表現力を養成する前段階として、読解力の養成をはかります。最初に、筆者の主張を正確に理解する訓練を行います。次に、批判的読解力を身につける訓練を行います。筆者の主張を正確に理解していることを前提として、果たして筆者の論証は成功しているのかを検証します。
2.表現力の養成
表現力養成の第一段階として、作文・感想文と論文・レポートの違いを指導します。その後に、文章の作り方の指導に入ります。センテンスとパラグラフの作り方や論文全体の構成などを学びます。加えて、引用注や参考文献注がなぜ必要なのかを教授した上で、注記の仕方を指導します。これらの成果を示すものとして、受講者には面接授業時間外で1,000 字程度のレポートを作成してもらいます。また、授業時間内に学修内容を身につけるためにレポートの作成を求めることもあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 合否判定レポートにより最終評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
【通信教育課程はなし】
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
担当教員によってアクティブ・ラーニングの実施有無、内容が異なります。
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
<澁谷担当講座について>
当該講座の受講者はノートPC、またはタブレットを持参する必要があります。
上記の2つをお持ちでない場合はスマートフォンを持参ください。スマートフォンを用いて受講する場合、事前に3つのアプリ(Googleドライブ、Googleドキュメント、Microsoft Whiteboard)をインストールしてください。
授業ではGoogleアカウント(@g.chuo-u.ac.jp)とMicrosoftアカウント(@m.chuo-u.ac.jp)を使用しますので、全学メールアドレスと統合認証アカウントを持参してください。無線LAN(CHUO-U)へのログインにも統合認証を使用します。
デバイスは資料のダウンロードと閲覧、Microsoft whiteboardの共同編集に用います。
事前に取得する指示があったレジュメにつき、デバイスを使ってノートテイクする方はプリントアウトの必要はありません。手書きでノートテイクをする方はプリントアウトして持参してください。
また、原則、教室の電源を使用することはできませんので、充電用のモバイルバッテリーを持参してください。
なお、導入教育が2クラスで開講される場合、クラス分けは申込受付後に事務室で行います。
担当教員を指定することはできませんので、2クラス開講時の講座を申し込む場合は、上述の点を事前にご確認いただき、お申し込みください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書はありません。開講前にCloud Campusの受講用コースにレジュメを掲載します。各自印刷して授業に出席してください。
その他特記事項
【通信教育課程はなし】