シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本漢文学A | 2024 | 前期 | 水1 | 文学部 | 小野 泰央 | オノ ヤスオ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JL3-A405
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
古代から中古に至る古典においていかに中国文学および日本漢文学が影響をしていくかを通史的にみていく。特に漢字・典籍の将来から始まり、平安時代の仮名文学に至るまでどのように漢文学が日本の古典に関係するかを解き明かす。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の専攻科目群として位置づけられていることから、専攻における知識の一つとして、古典におけるその背景を理解した作品研究を目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・日本漢文が読めるようになる。
・古典のなかの漢文の位置を理解出来るようになる。
授業計画と内容
課題解決型の学習
第1回 古代日本漢文学の意義
第2回 十七条憲法と論語・文選―儒教の伝来
第3回 古事記と唐代小説―異界の話型
第4回 日本書紀と荘子―聖帝
第5回 万葉集と初唐詩―古代和歌と漢詩
第6回 菅家後集と白氏文集―「閑適」と「諷諭」
第7回 古今集序と詩経―「六義」「斯文」
第8回 天徳闘詩と擬古詩―句題詩の形式
第9回 蜻蛉日記と千載佳句―女児への漢文教育
第10回 源氏物語と白氏文集―長恨歌と官女
第11回 和漢朗詠集と白氏文集―朗詠
第12回 本朝文粋と文選―賦の文体
第13回 江談抄と作文大体―句題詩詩論
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 日本漢文についての基礎知識を理解した上で、古典文学を社会的背景から説明できるかどうかを評価します。 |
レポート | 50 | レポート状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業時にレジュメを配布する。