シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス文学演習(2) | 2024 | 通年 | 月2 | 文学部 | 平岡 敦 | ヒラオカ アツシ | 3・4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-LT3-D605
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フランスの国民的な人気作家マルセル・パニョル Marcel Pagnol (1895~1974)の自伝的小説『親父の栄光 La Gloire de mon père』の抜粋を読む。主人公の少年マルセルの一家が、南仏マルセイユ近郊の山村に借りた別荘ですごしたひと夏の出来事をユーモラスに語るこの作品には、陽気に人生を楽しもうとする南仏人の気質が見事に描かれている。
授業では、まず本作を映画化した『マルセルの夏』を鑑賞したのち、テキストの講読に入る。1回の授業で約2ページずつ進む予定。
科目目的
フランスの文学作品を原文で読み解く語学力と読解のコツを身につけることにより、フランス語で小説を読む愉しみを体感し、フランス語、フランス文学、フランス文化全般をよりよく理解する。
到達目標
1・2年次で習った文法知識をもとに、フランス語で書かれた文学作品を、辞書を引きながら独力で読み解けるようになること。
授業計画と内容
1 前期のイントロダクション
2 映画『マルセルの夏』鑑賞
3 同 続き
4 テキスト La Gloire de mon père 講読1~2ページ 狩り出発前日
5 同 3~4ページ 狩りに行けるか
6 同 5~6ページ 説得
7 同 7~8ページ 父の言葉
8 同 9~10ページ ジュール伯父さんの取成し
9 同 11~13ページ 弟ポールの話
10 同 14~15ページ 父の嘘
11 同 16~17ページ 決心
12 同 18~19ページ 弟の会話
13 同 20~22ページ 出発の準備
14 同 23~24ページ 追跡
15 同 25~26ページ 追跡は続く
16 同 27~28ページ 山道を行く
17 同 29~30ページ 道に迷う
18 同 31~33ページ 断固たる決意
19 同 34~35ページ 山の景色
20 同 36~37ページ 恐ろしい物音
21 同 38~39ページ 気を取り直す
22 同 40~42ページ 次の谷
23 同 43~44ページ ハゲタカの来襲
24 同 45~47ページ 台地のうえへ
25 同 48~49ページ 羊飼いの小屋
26 同 50~51ページ 小屋に隠れる
27 同 52~53ページ 父と伯父さんが見えた
28 同 54~56ページ 父の大手柄
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加、予習の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト『親父の栄光』駿河台出版社
その他特記事項
参考URL
この授業は、仏文専攻・語文コース系の教員が担当しています。
語文コースHP https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/
語文コースブログ https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/