シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス文化演習(2) | 2024 | 通年 | 金3 | 文学部 | 首藤 亨 | シュドウ トオル | 3・4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-FS3-D608
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アンドレ・マルロー(1901-1976)の生涯を、比較的平易なフランス語で書かれたテキストの読解によってたどりながら、20世紀の芸術概念について考察する。
科目目的
あわせて、世界芸術についての問いを呈する『空想美術館』を読み、今世紀の芸術概念を検討する。
到達目標
マルローの思想の根幹は「旅」である。人間にとって「旅」はどのように作用するのか、考えてみましょう。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス 演習方式について
第2回 出生 時代背景
第3回 生い立ち 幼少期
第4回 adolescense
第5回 独学期と物書きとしてのスタート
第6回 クララとの結婚、旅のはじまり
第7回 バンテアイ・スレイ盗掘事件
第8回 仏領インドシナでの新聞創刊
第9回 小説家デビュー
第10回 飛行家 「シバの女王」
第11回 スペイン市民戦争
第12回 第2次世界大戦
第13回 レジスタンス運動
第14回 まとめ
第15回 戦後体制、入閣と退場
第16回 空想美術館1 芸術概念の誕生
第17回 私生活と家族
第18回 空想美術館2 旅の成果
第19回 インドシナ戦争
第20回 空想美術館3 かたちについて
第21回 ドゴールと第5共和政
第22回 空想美術館4 時空と視線
第23回 マルロー法と芸術文化外交
第24回 アルジェリア戦争
第25回 空想美術館5 人間と文化の終わり
第26回 テロと1968年5月事件
第27回 引退生活
第28回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
多くの作品を観ること。テキストと格闘すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 25 | 仏文和訳力 |
レポート | 25 | 調べる作業の精度とその表現技能 |
平常点 | 50 | 間違いを恐れずとにかく毎回演習をこなすことが大事。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
Sophie Doudet :≪Malraux ≫(folio biographie) Gallimard,2016
André Malraux :≪Le Musée Imaginaire≫ (folio essais) Gallimard.1965
抜粋集配布
参考書:Olivier Todd :≪Malraux Une vie ≫(folio) Gallimard.2001
その他特記事項
参考URL
この授業は、仏文学専攻・語文コース系の教員が担当しています。
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> 語文コースHP https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/
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> 語文コースブログ https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/
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