シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語1a 1-1 | 2024 | 前期 | 火2 | 経済学部 | 伊藤 秀一 | イトウ シュウイチ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-GE1-11aX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
上に書いてあるのは固定のテンプレです。統計と情報処理はもちろん授業では扱いません。初習外国語としてのドイツ語を学びます。求められるのは、文字が読めること、辞書を引けること、文法を理解して文を組み立てること等々です。あまり突飛な教育法は用いません。
科目目的
ドイツ語の綴りと読み方の規則を知り、たとえば Hamburg をハンバーグなどと読まないようになること。ちなみにアインシュタインの綴りは Einstein です。それでは Weimar は?Würzburg は?まずはそういうことを知った上で、ドイツ語の文法の規則を学びます。
到達目標
英語と違ってドイツ語は、お初にお目にかかる単語でも正しく発音できます。正しくと言っても、ネイティブの発音を再現するという曲芸は要求しません。カタカナからわずかに抜け出たギリギリ通じるあたりを狙います。そして次に独力で辞書を引けるようになりましょう。デジタルではなく紙の辞書です。紙の辞書でないと試験への持ち込みが許されません。そもそも電子辞書は画面に表示される面積が狭い。2~3行ですむわけがないのです。スクロールする手間を受け入れる人は少ないと思います。視野狭窄。小さい文字で紙面いっぱいに書かれた文字情報をスキャンする能力は、語学学習以外においても、将来的な社会人スキルとしても非常に重要です。あとは、そもそも「薄い本」である教科書の内容をしっかり身につけること、これが目標です。「学生を主語とする記載になるように留意してください」という指示が出ているので、そうですね、学生は上記のことを実現できるように励んでください、とまとめましょう。
授業計画と内容
だいたい次の流れで授業を進めます。内容が前後する可能性もあります。
1 発音の基礎、綴り字と読み方
2 1人称2人称3人称の単数と複数
3 動詞の現在人称変化(規則変化)
4 名詞の性と格、定冠詞
5 格変化の具体的練習
6 不定冠詞、複数形
7 不定冠詞類、人称代名詞
8 不定冠詞類の具体的練習
9 不規則動詞、命令形
10 規則動詞と不規則動詞の具体的練習
11 前置詞
12 話法の助動詞
13 分離動詞
14 総括(到達度確認)
教科書に従って前期に学ぶ内容を箇条書きにしたら、だいたいこのような流れです。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習をしたほうが良いと思います。気持ちに余裕を持って授業に臨めます。まあこれは強制ではありません。というのも具体的に強制するすべがありません。manabaでの課題提出は強制です。教科書の練習問題を提出してもらいます。練習問題は授業時間内に教室で解く時間を作ります。自宅で孤独に行う作業にはしません。その際、質問にも応じます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 最低でも素点で50%の得点が必要です。 |
レポート | 30 | manabaへの課題の提出、およびその質です。 |
成績評価の方法・基準(備考)
試験は教科書から出題するので、教科書の例文や練習問題になじんでおくことが大切です。試験への持ち込みは、教科書、紙の辞書(デジタルは不可)、ノート(他人のコピーも許可)。はい、とても甘く優しい条件ですね。でも、自分で勉強しないで他人に頼りきりで来た人は、試験で突然ソロになると無力になり、絶望の淵に沈むことになります。手元にある辞書が引けない。教科書のどこに何が書いてあるのかわからない。ノート?なにそれ美味しいの?コピー?他人の頭の中なんかわかるかよ。そんなことにならないように、個人の力を増やしましょう。最後は自分しか頼れません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
manabaの個人指導コレクションの作成を学生にも開放するので、教室外でもいつでも質問を受け付けます。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを大いに活用する予定ですが、それがICTに該当するかどうかわからないので、おそるおそる「その他」にチェックを入れました。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:ドイツ語ナビゲーション3.0(朝日出版社)
試験に持ち込める紙製の独和辞典(推薦するのは同学社の「アポロン独和辞典)。
その他特記事項
受講生にとって必須の準備としては、ドイツ語キーボードの導入です。設定→時刻と言語→言語と地域と進んで、言語の追加からドイツ語を導入します。これをしないとmanabaから課題の提出ができません。