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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:ロシア法史

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ロシア法史 2026 秋学期複数 他 法学部 渋谷 謙次郎 シブヤ ケンジロウ 3・4年次配当 4

科目ナンバー

JU-BL3-011L

履修条件・関連科目等

特に履修条件等はありませんが、ロシア法史という科目の性質上、高校時代の世界史程度の基礎知識があるに越したことはありませんし、あるいは、これを機にロシア(帝政ロシア時代やソ連時代などを含む)に対する関心を深めてみたいという方を歓迎します。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 日本からみると「近くて遠い国」ロシアは、多くの人にとって依然として未知の国であると同時に、ウクライナ侵攻により、国際社会のロシアに対する批判が高まり、ある意味、ロシアという国がどのような歴史と体制で成り立ってきたのか、解明の必要性がますます高まったといえます。
 この授業では、ロシアの歴史を、法と国家体制の視点から概観します。帝政ロシア、ソ連、現代ロシアは、それぞれツァーリの専制、労働者と農民の社会主義、立憲体制(ただし権威主義度を強めてきた)という具合にに、それぞれ異なった国家体制とイデオロギーに立脚していますが、法文化的には共通点もあります。こうした視点に立脚したうえで、時系列的にロシア国家と法の歩みと特徴を検討します。

科目目的

 本授業は、特定の時代の特定の法制度についての知識を深めるというよりも、歴史貫通的なロシア国家と法現象の特徴を把握することを目的とし、以てロシアという異文化理解の一助とすることを目的とします。

到達目標

 大まかなロシアの歴史の区分に立脚した各時代・時期ごとの国家体制や法制度の違い、変遷についての基本的知識を習得し、単なる先入見や好悪ではないような冷静かつ客観的なロシアという国と社会の等身大の把握を可能とするよううな能力の習得を目標とします。

授業計画と内容

各週ごとに2コマ分のオンデマンド講義を配信し、以下のようなテーマで配信していく予定です。
第1週(1・2回)ガイダンス、ロシア国家の起源
第2週(3・4回)「動乱」からロマノフ王朝へ、専制と改革
第3週(5・6回)「大改革」の帰趨:農奴制・司法制度改革、法ニヒリズムから帝政の崩壊まで
第4週(7・8回)ロシア革命とソヴィエト国家の誕生、革命憲法からソ連結成へ
第5週(9・10回)1936年憲法体制(スターリン体制)、スターリン批判とソヴィエト法改革
第6週(11・12回)ソヴィエト司法制度の歴史、ペレストロイカとソ連邦解体
第7週(13・14回)ロシア法史におけるジェンダーと家族法、ロシア国家の歴史と法文化
第8週(15・16回)ソ連はいかに解体したのか、ロシア国家の台頭と93年十月政変
第9週(17・18回)新憲法体制の発足:大統領と議会の新たな攻防、エリツィン体制からプーチン体制へ
第10週(19・20回)プーチン体制の展開その1,その2
第11週(21・22回)クリミア編入の歴史的背景と法的諸問題、現代ロシアの司法制度の変遷
第12週(23・24回)欧州人権裁判所とロシア憲法裁判所、現代ロシア刑事司法の諸問題
第13週(25・26回)ロシア民事法の歴史と現代、2020年改憲問題、
第14週(27・28回)独裁か専制か:現代ロシア憲法体制と国家緊急権、「悪法もまた法」か?:現代ロシア悪法ベスト10
*テーマの若干の入れ替えや変更があり得ます。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 100 11月末頃に中間レポート(帝政ロシア時代やソ連時代を対象とする)、1月下旬頃に期末レポート(現代ロシアを主たる対象とする)を予定しています。いずれもオンライン提出を想定しています。比重は半々を予定。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 教科書は使用せず講義用のレジュメ集を何回かに分けて配信する予定です。その他の参考資料も、必要に応じて配信します。関連する参考書や学術書などは、授業中に適宜紹介するが、現代ロシア法の概説書や参考書としては以下のものがあります。
小森田秋夫編『現代ロシア法』(東京大学出版会、2003年)
小田博『ロシア法』(東京大学出版会、2015年)
渋谷謙次郎『法を通してみたロシア国家:ロシアは法治国家なのか』(ウェッジ、2015年)

その他特記事項

参考URL

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