シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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時事英語研究 | 2024 | 通年 | 水4 | 文学部 | 中島 康雄 | ナカジマ ヤスオ | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-EN1-6205
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
世界の話題・問題を扱う時事英語ニュースの読解・リスニング教材と、その聞き取り・理解のための発音教材を併用して授業を行います。履修者数の多少にもよりますが、教科書以外でも英語に関する疑問や質問を随時受け付け、英語の楽しさを実感できるようにしたいと思っています。
科目目的
英語が聞いてわかる・言って通じるようになるために発音を学ぶこと、時事的な話題の英語ニュースを聞いて・読んで理解できるようになること、現代世界の問題を広く地球的視野で捉え自分が世界にどのように貢献できるかを考えられるようになることを目的としています。
到達目標
英語の発音・聴解・語彙・読解の力の向上を目標にしています。
授業計画と内容
前期
第1回 概要説明/機器操作説明/Manaba等の各種設定/前期座席指定
第2回 コンピューターでのタイピング方法
第3回 TEP 1 (文法・意味と文中の区切り位置)
第4回 MW Unit 1 ChatGPTボットが米国法科大学院の試験に合格
第5回 TEP 2 (強勢アクセントと内容語)
第6回 MW Unit 2 えくぼのある笑顔のスフィンクス像、エジプトで発見
第7回 TEP 3 (イントネーション)/TEP 4 (IPA表記による、英語の母音)
第8回 MW Unit 3 男女間賃金格差は「母親ペナルティー」で停滞 ― 研究で明らかに
第9回 TEP 4 (IPA表記による、英語の子音)
第10回 MW Unit 4 南極の氷、観測史上最小に ― 米データセンター
第11回 TEP 5 (音連結と子音結合)
第12回 MW Unit 7 成人式の多くは対象が20歳のまま
第13回 MW Unit 9 インターナショナルスクールへの登校、卒業資格の問題を提起
第14回 前期のまとめ
後期
第1回 後期座席指定/TEP復習
第2回 TEP 6 (機能語の弱形)
第3回 TEP 6 (英語のリズム)
第4回 MW Unit 11 ギブ&テイク ― 服を交換するサービスが根づく
第5回 TEP 8 (アメリカ英語とイギリス英語)
第6回 MW Unit 12 JAXAの要求に応え、企業が海苔を最後の開拓地へ提供
第7回 TEP 7 (規則的な音変化)
第8回 TEP 7 (特定の語彙に起きる音変化)
第9回 MW Unit 13 民泊に関する規則を緩和へ
第10回 MW Unit 14 週4日労働、「生産性向上」― 英実証実験
第11回 MW Unit 15 ウクライナ職員、地雷除去装置の視察で日本を訪問
第12回 MW Unit 20 マダガスカルで「長きにわたり失われた」鳴き鳥、野生で再び目撃
第13回 TBA
第14回 後期のまとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1)教科書A については、あらかじめ指定された課の解答をMicrosoft Wordを使って独力で作成することになります。授業では各自の意見を交えながら答え合わせと解説を行います。
2)教科書B については、発音に関して変な癖がつくといけないので予習はせず復習のみ行いましょう。自分の英語音声を録音して聞き、苦手な点を何度も練習して克服するようにしましょう。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への積極的参加:1%×26回 英語の発音・聴解・語彙・意味についての理解とその再現性:74% |
成績評価の方法・基準(備考)
春秋いずれかの学期に5回欠席すると単位修得できません。
ここでいう欠席とは、授業への積極的参加の欠如を含みます。例えば、このクラスでは授業中、私物のスマートフォンなどの通信可能機器は電源を完全に切ってカバンにしまっておくことになっています。したがって、これを怠ると欠席扱いとなります。がんばりましょう。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
2号館1階の教室を利用する予定です。履修者は毎回、パソコンを持参する必要があります。それにより自分の声を録音・再生して通じる読み方になっているか確認したり、キーボードや指先を見ずに行うタッチタイピングを練習したりします。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書A:
若有保彦 編著『メディアで学ぶ日本と世界2024』Meet the World 2024: English through Newspapers.成美堂,2024年.
教科書B:
中島康雄 著『英語発音のコツ(第3版)』Tips for Better English Pronunciation. (3rd ed.) ヒルトップ出版,2023年.
推薦電子辞書:
『ウィズダム英和辞典』三省堂.
『オーレックス英和辞典』旺文社.
『ジーニアス英和辞典』大修館書店.
『新英和大辞典』研究社.
推薦オンライン辞書:
『英辞郎 On the Web』https://eow.alc.co.jp/
『Cambridge Dictionary』https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/
推薦参考書:
『英文法ビフォー&アフター』(普及版) 南雲堂.
『速効!図解Word 20XX 総合版』マイナビ出版.
その他特記事項
語学習得の秘訣は学習をする動機(motivation)がはっきりしているかどうかでしょう。「自分は何のために英語を勉強するのか」・「将来、英語を使って何がしたいのか」などを自分に問いかけ、その目標を達成するには今何をすべきなのかをじっくり考え、できることから早速実行しましょう。
★注意★
(1)授業は2号館1階の指定された教室ですので、あらかじめ場所を確認しておいてください。
(2)初回の授業は概要説明のほかに、重要な機器の使用法や設定、および前期の座席指定があります。遅刻・欠席しないようにして下さい。また、授業時間外での担当教員との連絡は Manaba「個別指導コレクション」で行います。Manaba 設定の説明なども初回の授業で行いますので、初回から各自パソコンを持参してください。また、全学メールアドレスやマナバのパスワードも記憶しておいてください。
(3)各自、毎回の授業でパソコンを持参する必要があります。英和辞典はネット上で利用できますので持参不要ですが、電子辞書を持参してもかまいません。ただし、辞書機能を含めスマートフォン・携帯電話などの私物の通信可能機器は一切使用禁止です。授業時間中は電源を完全に切ってカバンにしまっておくことになっています。これを怠るとその日は欠席扱いになりますので注意してください。
(4)このクラスの単位は卒業所要単位には含まれませんが、とにかく、いろいろなことを学んで英語の楽しさを実感しましょう。