シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(実証会計) | 2025 | 通年 | 月4 | 商学研究科博士課程前期課程 | 古賀 裕也 | コガ ユウヤ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-701L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義の目的は、実証会計学に関するテキストを輪読して知識を習得し、修士論文のテーマを設定することである。講義の前半はテキストの輪読、講義の後半は修士論文のテーマを設定する。履修者はテキストの内容を要約したレジュメを作成し,授業中に発表する。発表後は,質疑応答やディスカッションを行い,テキストの内容の理解を深める。修士論文のテーマ決めでは、実証会計学に関連する興味のあるテーマを選定し、先行研究を読んだ上で具体的な検証課題を設定する。
科目目的
実証会計学のテキストの輪読を通じて、修士論文の執筆の前提知識を養う。また、修士論文のテーマ決定を行い、学術論文の執筆方法(問題意識、先行研究の整理、仮説構築、分析手法、結果の解釈方法)を身に着ける。
到達目標
1.実証会計学の基礎的な知識を説明できる
2.学術論文の内容を整理し、まとめることができる
3.修士論文の具体的な研究テーマを設定することができる
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:自己紹介、授業の進め方
第2回 テキストの輪読(1):はじめに①
第3回 テキストの輪読(2):はじめに②
第4回 テキストの輪読(3):理想的状況の会計
第5回 テキストの輪読(4):財務会計に対する意思決定有用性アプローチ
第6回 テキストの輪読(5):効率的証券市場
第7回 テキストの輪読(6):会計情報の価値関連性
第8回 テキストの輪読(7):意思決定有用性に対する価値評価アプローチ
第9回 テキストの輪読(8):効率的契約理論と会計
第10回 テキストの輪読(9):コンフリクトの分析
第11回 テキストの輪読(10):経営者報酬
第12回 テキストの輪読(11):利益マネジメント
第13回 テキストの輪読(12):基準設定の経済学
第14回 テキストの輪読(12):基準設定の政治学
第15回 修士論文のテーマ設定(1):テーマ候補の発表
第16回 修士論文のテーマ設定(2):テーマの背景の発表
第17回 修士論文のテーマ設定(3):先行研究の収集と整理
第18回 修士論文のテーマ設定(4):先行研究のまとめ
第19回 修士論文のテーマ設定(5):具体的な研究課題の設定
第20回 修士論文の仮説設定(1):研究テーマに対する仮説設定
第21回 修士論文の仮説設定(2):研究テーマに対する代替的な仮説設定
第22回 修士論文の仮説設定(3):研究テーマに対する仮説構築
第23回 修士論文のモデル設定(1):仮説を検証するためのモデル構築
第24回 修士論文のモデル設定(2):先行研究の整理とモデル構築
第25回 修士論文のモデル設定(3):検証モデルの発表
第26回 修士論文の執筆計画(1):修士論文の執筆計画を考える
第27回 修士論文の執筆計画(2):修士論文の執筆計画の発表
第28回 結論と今後の研究活動計画
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | レジュメ作成と講義での発表 |
平常点 | 50 | 講義への出席、質疑応答の内容、ディスカッションへの参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
ウィリアム・R・スコット 、パトリシア・C・オブライエン(太田 康広、椎葉 淳、 西谷 順平 翻訳). 2022. 『新版 財務会計の理論と実証』中央経済社。ISBN-10 : 4502427616
その他特記事項
ソフトウェアの利用無し