シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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近現代文学演習A | 2024 | 前期 | 月1 | 文学部 | 山下 真史 | ヤマシタ マサフミ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JL2-A805
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大正から昭和前期にかけて活躍した女性作家の短篇小説を読みます。6人11作品を取り上げます。
取り上げる作家についての知識を深め、作品の書かれた時代背景やなどを押さえながら、作品のより妥当な解釈を探すことを目指します。
受講者の発表と討議で進める授業です。作品の中から問題を自分たちで見つけ、自分たちで解決することが求められます。
受講者の人数によって変わりますが、一作品を一人から二人で担当します。発表者はレジュメを作り、それ以外の人は初読メモ(400字程度)を前日までに作成して、授業に臨みます。議論の中で出された疑問などについて、次の回にフォローします。次回の発表者が司会者となります。
科目目的
一年次の基礎演習(2)で習得した近代文学の研究方法をさらに発展・深化させ、様々な作家・作品について調べ、考察する能力を身につけることを目的とします。研究方法についての意識、論を組み立てる能力を養うことを目的とします。3年次からのゼミナール選択の参考にもなります。
到達目標
名前は知っていてもあまり読まれていない作家を取り上げますが、近現代文学についての視野を広げ、また、作品についての解釈を深めます。発表と討論を通して、根拠を持って論を組み立てる方法を身につけます。作家についての理解と、作品の時代背景、注釈、解釈などを深めることが目標です。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、及び発表者と担当作品の決定
第2回 発表の仕方の具体的な説明(講義)
第3回 野上弥生子「噂」の発表
第4回 野上弥生子「海神丸」の発表
第5回 長谷川時雨「薄ずみいろ」の発表
第6回 長谷川時雨「渡りきらぬ橋」の発表
第7回 吉屋信子「花物語」の発表
第8回 吉屋信子「鬼火」の発表
第9回 鷹野つぎ「悲しき配分」の発表
第10回 宮本百合子「一本の花」の発表
第11回 林芙美子「乳房」の発表
第12回 野溝七生子「南天屋敷」の発表
第13回 野溝七生子「灰色の扉」の発表
第14回 まとめ
*取り上げる作品は、受講者の希望によって若干変わることもある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 2000字程度のレポートで、授業内の議論を踏まえて、読みが深まっているかを評価します。 |
その他 | 60 | 初読メモ、発表、授業内での発言を総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはプリントを用います。