シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国語学演習(1)B | 2024 | 後期 | 木4 | 文学部 | 池田 幸恵 | イケダ ユキエ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JA2-A808
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
院政期成立の『今昔物語集』は千を超える説話が収められた、わが国最大の説話集であり、当時の日本語を知る貴重な資料である。本演習では現存最古の古写本である鈴鹿本を用い、本文を正確に読解したうえで、出典との比較や語彙・語法、文字・表記等の分析を通して、院政・鎌倉時代の日本語についての理解を深める。また、国立国語研究所の「日本語歴史コーパス」を用い、『宇治拾遺物語』などの他の説話集との比較も行う。
科目目的
この科目は、学生が学位授与の方針で示す「専門的学識」を修得することを目的としています。
到達目標
自分の選んだ発表テーマについて調査を行い、分かりやすい研究発表ができるようになる。
他の受講生の発表内容を十分に理解し、質問できるようになる。
授業計画と内容
演習Bでは、前期の発表において気づいた問題点を中心に調査・分析をおこなう。( )内は例題であり、受講者各自の関心によりテーマを設定する。
第1回 ガイダンス(前期の振り返り)
第2回 発表テーマの検討
第3回 先行研究の調査
第4回 先行研究の検討
第5回 サンプル発表
第6回 発表と討議(1)(表記)
第7回 発表と討論(2)(音韻)
第8回 発表と討論(3)(動詞)
第9回 発表と討論(4)(名詞)
第10回 発表と討論(5)(形容詞)
第11回 発表と討論(6)(副詞)
第12回 発表と討論(7)(助動詞)
第13回 発表と討論(8)(助詞)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
自分で決めたテーマに関して、先行研究の調査や用例の調査を行う。
調査内容をもとに発表資料を作成する。
前日に配布される発表資料を読み込み、分からない箇所については事前に調べておく。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表内容60%、受講態度(質疑応答)40% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に随時紹介する。