シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Seminar(2) | 2024 | 後期 | 木4 | 文学部 | 斎木 郁乃 | サイキ イクノ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX2-B106
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Herman Melvilleが『白鯨』の直後に出した問題作、Pierre; or, The Ambiguities(1852)の後半を読みます。前半を読んでいない方は、翻訳でもいいので夏休み中に読んでおいてください。作品の精読を通じて文学批評の基礎を学ぶと同時に、英語読解力を培います。また、授業内における発表やディスカッション及び期末のレポート作成を通じて、自分の意見を論理的に伝える練習をし、レポート作成の基礎を身につけます。
科目目的
原文で小説を精読し、アメリカ文学および文化について学ぶと同時に、批評的思考と作品解釈の基礎を身に付けることを目的とします。また、プレゼンテーション能力、ディスカッションの作法、レポート作成の技術、及び英語読解力の向上を目指します。
到達目標
文学作品の精読と作品の背景の理解を通じて、批評的思考を身につけると同時にアメリカの文化、歴史、社会について知り考えることを目標とします。十分な予習に基づいて自分の意見を明確に論理的に述べることが求められます。
授業計画と内容
1. Introduction
2. Book XIII-XIV
3. Book XV
4. Book XVI
5. Book XVII
6. Book XVIII-XIX
7. Book XX-XXI
8. Book XXII
9. Book XXIII
10. Book XXIV
11. Book XXV
12. Book XXVI
13. 批評
14. 授業のまとめ レポートの書き方
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末に作品解釈のレポートを課します。 |
平常点 | 60 | プレゼンテーションの内容とディスカッションへの貢献度を見ます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点については、毎回の出席を前提とし、十分な予習に基づく積極的な発言を期待します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
Herman Melville. _Pierre: Or, the Ambiguities_ (Norton Critical Editions) W.W. Norton, 2017. (ISBN: 0393938948)
【参考文献(翻訳)】
ハーマン・メルヴィル『ピェールー黙示録よりも深く』上下巻、牧野有通訳、幻戯書房、2022年