シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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English Seminar(2) | 2024 | 後期 | 水3 | 文学部 | 髙尾 直知 | タカオ ナオチカ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX2-B106
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
おもに19世紀アメリカの女性作家の中短編作品を読みます。取りあげる作家は、ルイーザ・メイ・オルコット、サラ・オーン・ジュエット、ケート・ショパン、イーディス・ウォートンです。
科目目的
アメリカでは19世紀(から20世紀初頭)において、「女性」に対する社会的概念が大きく変化しました。そのような変化を、小説のなかから照らしだすことを目的としています。
到達目標
「アメリカ文学における女性」をテーマとして、19世紀から20世紀初頭の(すこし古い)短編小説のなかから、女性作家が描く女性像がどのように変化したかを考察し、読解力と同時に歴史的な文脈における文学作品の解釈方法を身につけます。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 Louisa May Alcott, Little Women (2章)前半
第3回 Louisa May Alcott, Little Women (2章)後半
第4回 Louisa May Alcottの語る女性像
第5回 Sarah Orne Jewett, "A White Heron"(前半)
第6回 Sarah Orne Jewett, "A White Heron"(後半)
第7回 Sarah Orne Jewettの語る女性像
第8回 前半のまとめ
第9回 Kate Chopin, "Her Letters" (1-2章)
第10回 Kate Chopin, "Her Letters" (3-4章)
第11回 Kate Chopinの語る女性像
第12回 Edith Wharton, "Roman Fever" (1章)
第13回 Edith Wharton, "Roman Fever" (2章)
第14回 Edith Whartonの語る女性像、まとめと総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 扱った作品についてオリジナルな議論を提示しているかどうか。 |
平常点 | 30 | 授業中やリアクションペーパーに、自分の意見を明確に述べて、作品解釈の構築に資する発言・コメントをおこなったかどうか。 |
その他 | 30 | 授業中の発表において、自身の作品解釈を明確に提示して、その論拠をしめすことができたかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは、pdfにしたものををmanabaで配布します。