シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英文専門演習(1)(3) | 2024 | 前期 | 水5 | 文学部 | 平川 眞規子 | ヒラカワ マキコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX3-B107,LE-EX4-B113
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
言語習得のメカニズム(第一・第二・第三言語およびバイリンガル習得を含む)の解明を中心的なテーマにしています。各個人の卒業論文・ゼミ論のテーマを選択できるように、「生成文法を枠組みとした第二言語習得研究と教育への応用」に関する英語の文献を読みすすめます。その内容についてグループ内での発表や討論を重ねながら、授業を進めます。グループで、調査や実験を立案し、データ収集等を行い、その結果をまとめ、発表します。
科目目的
英文専門演習(1)(2)(3)(4)(「ゼミ」)は3年次と4年次の必修科目です。本授業では、英語学の中でも、言語学、言語習得、言語教育に焦点をあて、各自が関心のある分野を深く追究します。
到達目標
第二言語の文法発達と指導の効果に関するこれまでの研究について理解を深め、自らの研究につなげることを目標とします。4年生は、卒業研究・卒論の研究を具体的に進めていきます。
授業計画と内容
1. Introduction
2. Linguistics and Second Language Acquisition
3. What are the key concepts? (1)
4. What are the key concepts? (2)
5. What are the main branches of research? (1)
6. What are the main branches of research? (2)
7. What are the Implications for SLA? (1)
8. What are the Implications for SLA? (2)
9. What are the Implications for pedagogy? (1)
10. What are the Implications for pedagogy? (2)
11. What are the new avenues for research? (1)
12. What are the new avenues for research? (2)
13. What are the key readings?
14. Summary
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で扱う文献は、事前に熟読し、疑問点等をまとめておくこと(必須です)。
授業中の議論には積極的に参加すること。出席するだけでは参加度はカウントされません。発言を含む討論への貢献度にウエイトを置きます。授業内外で、実験の立案・調査・分析を行いますので、十分な時間を確保してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 自らテーマを決め、仮説をたてて実証的研究を行います。 |
平常点 | 50 | 授業への積極的な参加(授業中のディスカッション、担当箇所の口頭発表、課題等 50%) |
成績評価の方法・基準(備考)
前期のレポートは、グループでデータを収集・分析する予定です。そのデータをもとに、各学生が個別にレポートを執筆します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaのアンケート機能・レポート機能を随時使用し、理解度を確認したり意見を集約しながら、授業を進めていく。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト(以下を予定、初回授業で説明します):
Slabakova et al. (eds.) 2022. Generative Second Language Acquisition (Elements in Second Language Acquisition). Cambridge University Press. ISBN: 978-1108708227
参考文献:
Ionin, Tania and Montrul, Silvina. 2023. Second Language Acquisition: Introducing Intervention Research. Cambridge University Press. ISBN: 978-1316515983
浦野研ほか『はじめての英語教育研究』研究社 2016. ISBN: 978-4-327-42197-7
Slabakova, Roumyana et al. 2020. Generative Second Language Acquisition. ISBN-13: 978-1108708227
Snape, Neal and Kupisch, Tanja. 2016. Second Language Acquisition: Second Language System. Palgrave. ISBN: 978-978-113736768
その他、授業中に指示します。
その他特記事項
各自テーマを持って『能動的』な学習を行ってください。研究テーマを決め、実際に調査・実験等を行うことは容易ではありませんが、様々な発見を伴い、科学的思考の楽しさを味わうことができると思います。
英文専門演習(1)(2)(3)(4)は、(1)~(4)を順番に履修します。