シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語(2b)Ⅱ | 2024 | 後期 | 木1 | 総合政策学部 | シュワルツ、アレクサンドラ | シュワルツ、アレクサンドラ | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
PS-GE2-0004
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツ語(2a)、(2b)では、中級レベルのドイツ語を学びます。 (2a)(2b)の週2回の授業で、文法・読解授業とコミュニケーション授業を1回ずつ行います(授業の順番はクラスによって異なります。)
◎文法・読解
ドイツ語検定試験(3級・2級)に向けた練習問題をこなしながら、ドイツ語の中級文法を修得します。さらに総合政策学部オリジナルの教材を使用して、ドイツ語のテクスト読解の練習をします。後期の終わりには、新聞・雑誌の生きたドイツ語のテクスト読解にもチャレンジします。以上を通じて中級レベル(アカデミックレベル)の読み書き能力を身につけます。
◎コミュニケーション
ドイツ語ネイティヴの教員が授業を担当します。1年次に修得した基礎的なコミュニケーション能力を土台として、少人数制クラスの特性をいかして、パートナー練習、グループ練習を行ないます。またドイツ語慣用句を用いた口頭作文、CD等を用いた聞き取り練習、初級文法で扱わなかった事項の解説を行います。
◎ドイツ留学を見据えて
中央大学にはドイツの大学への交換留学制度があります。交換留学制度への応募条件は、ドイツ語検定3級合格と2級受験です(2級は合格でなく受験が最低条件です。)2年次の冬に応募し、3年次の秋からドイツへ留学する学生が多いですが、もちろん3年次の冬に応募、4年次の秋から留学することも可能です。総合政策学部のドイツ語授業では、ドイツ語検定試験対策もふくめて、ドイツ留学を視野に入れた授業を展開しています。
科目目的
1年次(初級)および2年次(中級)のドイツ語授業を通じて、総合政策学部の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げられる「高いレベルの外国語運用能力」と「多様な異文化を理解・受容できる包容力」の土台となる語学力の習得を目指します。
具体的には、3年次以降の応用科目(ゼミなど)において、学生が自分の研究テーマを進める上で必要となるドイツ語の文章(新聞・雑誌・論文などの記事)を自分で辞書を使いながら読める程度の読み書き能力、そしてドイツの大学への留学やフィールドワークで必要となる最低限のコミュニケーション能力です。
そのために、1年次のドイツ語授業では日常レベルのドイツ語能力(ドイツ語検定4級・3級程度)の習得を、2年次ではさらにアカデミック・レベルのドイツ語能力(ドイツ語検定3級・2級程度)の習得を目指します。
到達目標
◎文法・読解授業
(1)ドイツ語の文章を解釈する上でカギとなる中級文法事項を理解し、中級単語600語程度を覚える。
(2)アカデミックレベルの簡単な文章を読み書きできる(ドイツ語検定3・2級程度)。
◎コミュニケーション授業
(3)各人の興味関心のあることがらを基礎的な表現・語彙を用いて表現できる(ドイツ語3・2級程度)。
◎共通
(4)ドイツ語検定3級・2級に合格できるドイツ語能力を身につける。
授業計画と内容
※参加者の人数や理解・習熟度に応じて、内容や進捗スピードは変更する場合もあります。
●前期
◎文法・読解
第01回 形容詞の基本(格変化)
第02回 形容詞の応用(比較変化)
第03回 形容詞の応用(名詞化と分詞)
第04回 前置詞の基本(空間・時間の前置詞)
第05回 前置詞の応用(融合形と動詞・形容詞の支配)
第06回 ワク構造の基本(助動詞)
第07回 ワク構造の基本(分離動詞)
第08回 ワク構造の応用(完了形)
第09回 ワク構造の応用(受動態)
第10回 ワク構造の応用(不定詞)
第11回 副文の基本(等位接続詞と従属接続詞)
第12回 副文の基本(動詞の後置)
第13回 副文の応用(疑問文と不定関係代名詞)
第14回 副文の解釈
◎コミュニケーション
第01回 Lektion 8: Beruf
第02回 Lektion 8: Temporale Präpositionen (seit, als, für)
第03回 Lektion 8: Präteritum sein und haben
第04回 Lektion 9: Modalverb müssen
第05回 Lektion 9: „Sieh mal“ Imperativ
第06回 Lektion 9: Modalverb dürfen
第07回 Lektion 10: „Ihr Auge tut weh“ Possessivartikel
第08回 Lektion 10: Modalverb sollen / Terminvereinbarung
第09回 Exkurs: Hörverständnisübungen
第10回 Lektion 11: „Fahren Sie nach links“ Wegbeschreibung
第11回 Lektion 11: „Mit dem Auto“ Modale Präposition mit
第12回 Lektion 11: „Vor der Post“ Lokale Präpositionen/Dativ
第13回 Lektion 11: „Ich gehe ins Kino“ Lokale Präpositionen/Akkusativ
第14回 Wiederholung/Projektunterricht
●後期
◎文法・読解
第01回 前期の復習(従属接続詞・疑問詞・不定関係代名詞)
第02回 関係詞の基本(定関係代名詞)
第03回 関係詞の基本(不定関係代名詞)
第04回 関係詞の応用(関係代名詞の融合形)
第05回 関係詞の応用(関係副詞)
第06回 関係代名詞の文の解釈
第07回 接続法の基本(接続法1式と間接話法)
第08回 接続法の基本(接続法2式と非現実話法)
第09回 接続法の応用(仮定の表現)
第10回 接続法の応用(依頼の表現)
第11回 接続法の文の解釈
第12回 ステップアップ(非人称のesと不定代名詞man)
第13回 ステップアップ(冠詞の名詞的用法)
第14回 ステップアップ(助動詞lassenと未来分詞)
◎コミュニケーション
第01回 Lektion 12: „Nach dem Kurs“ Temporale Präpositionen/Dativ
第02回 Lektion 12: „Könnten Sie.../ Würden Sie...?“ Konjunktiv II
第03回 Lektion 12: Nachrichten am Telefon
第04回 Lektion 13: „Die ist super“ Demonstrativpronomen
第05回 Lektion 13: „Die Jacke passt dir“ Personalpronomen im Dativ
第07回 Lektion 13: „gut, besser, am besten“ Komparation
第08回 Lektion 13: „Welche Jacke?“ Frageartikel
第09回 Exkurs: Hörverständnisübungen (Dokken)
第10回 Lektion 14: „Am ersten Januar“ Ordinalzahlen
第11回 Lektion 14: „Ich besuche dich“ Personalpronomen im Akkusativ
第12回 Lektion 14: Konjunktion denn
第13回 Lektion 14: Einladungen/Feste
第14回 Projektunterricht
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
◎文法・読解
宿題と小テストをこなすのに毎回30分から1時間程度の家庭学習が必要となります。
◎コミュニケーション
授業に積極的に参加できるよう、30分から1時間程度をかけて予習と復習を行ってください。教員から指示された宿題は必ず家でやってきてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 口頭試験を行います。学生のドイツ語による発表と質問への受け答えを評価対象とします。 |
平常点 | 70 | 積極的な授業参加、小テストと課題の出来を評価対象とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
※上記はコミュニケーション授業の例です。
◎文法・読解授業
・中間試験(後期は夏休み明けテストも加える)(40%)、期末試験(40%)、平常点(20%)で評価します。
・期末試験の得点が60点に満たない場合には、中間試験・平常点その他の点数にかかわらず、不可とします。(期末試験の得点は、全体の平均点によって得点調整する場合もあります。)
◎コミュニケーション授業
・前期・後期ともに期末テスト(30点)、平常点(70%)で評価します。
・期末試験の得点が60点に満たない場合には、平常点その他の点数にかかわらず、不可とします。(期末試験の得点は、全体の平均点によって得点調整する場合もあります。)
◎共通
・ドイツ語(2a)(2b)のいずれについても、各学期、正当な理由のない欠席は3回まで認めます。3.5回休んだ時点で成績評価の対象から外れます。遅刻は15分以上で0.5回の欠席としてカウントします。
・欠席・遅刻について正当な理由がある場合(病気・忌引・交通機関の遅延など)については、証明書の提出に基づいて、担当教員が配慮の有無を判断します。授業外の活動(サークル、部活など)による欠席・遅刻はとくに配慮しません。
・当たり前ですが、授業中のスマートフォンやPCの使用(教員の指示がある場合は除く)、居眠り、おしゃべりは禁止します。教員が注意しても繰り返される場合には、授業に参加していない(欠席)と見なす場合もあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
※テキストはすべて大学生協で購入できます。教科書は一般書店では扱っていませんので注意してください。
◎文法・読解
【問題集】在間進・亀ヶ谷昌秀『独検合格4週間neu(ノイ)3級』郁文堂、2022年。
【辞書】在間進(編)『アクセス独和辞典』三修社、第4版、2021年。(すでに他の辞書をもっている場合は、購入の必要はありません。また、電子辞書版でも構いません。)
◎コミュニケーション
【教科書】Schritte International neu2 (A1.2.), Hueber Verlag.
その他特記事項
感染症の拡大などにより、シラバスに予定された内容が変更される場合もあります。また、授業や試験に関する連絡はmanabaのコースから行いますので、必ずリマインダーが受信できるよう設定しておいてください。(リマインダとは、manabaのコース上に連絡があると、学生の大学メールアドレスへ自動的に通知がされる機能です。)