シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語学(形態論・統語論)(1) | 2024 | 前期 | 月5 | 文学部 | 若林 茂則 | ワカバヤシ シゲノリ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG2-B407
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では,人間言語の文法理論ならびに文構造の基礎を学ぶ。前半では,文構造の基礎を扱い,後半では各範疇に関する主要な現象と理論を扱う。
科目目的
英語の基礎的な文法現象について,生成文法理論に基づいて記述・説明ができるようになることを目的とする。
到達目標
・生成文法理論に基づき,基本的な文の構造を記述することができる。
・基礎的な文法現象について説明することができる。
授業計画と内容
授業計画
第1週 文法の構造と言語学の目標
第2週 構造的階層性と多義性
第3週 名詞句の構造
第4週 動詞句の構造 (1)
第5週 動詞句の構造 (2)
第6週 時制と一致,助動詞
第7週 補文構造
第8週 ここまでのまとめと内容理解の確認
第9週 名詞句移動:格理論と受動化,虚辞 (there) 構文
第10週 定形節と不定節:コントロール理論と繰上げ
第11週 主要部移動
第12週 WH移動と量化詞移動:演算子と作用域
第13週 移動の制約
第14週 全体の振り返り
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | ・用語や概念を十分に理解し,授業で扱った内容をカバーできているか |
期末試験(到達度確認) | 40 | ・用語や概念を十分に理解し,授業で扱った内容をカバーできているか ・授業内で扱った内容を踏まえて発展的な問題に対して論理的な考察ができているか |
平常点 | 20 | 定期的に授業資料の最後に発展問題を掲載する。それらの課題について,授業内容を踏まえて考察し,論理的にまとめた上で小レポート形式で提出してもらう。提出回数および以下の基準から総合的に評価する。 ・授業内容を正しく理解しているか ・考察が論理的であるか ・独自の論考や検証が行われているか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生は、自身の所有するPCを用いてレポート等の作成やmanabaでの課題提出を行い、教員からのフィードバックを受ける。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメを配布するため,特定のテキストは指定しない。
参考文献は毎回の配布資料に付記する。
参考文献:
Radford, A. (2016). Analysing English Sentences. Cambridge University Press.
Haegeman, L. (2006). Thinking Syntactically: A Guide to Argumentation and Analysis. Blackwell.
渡辺 明. 2009年. 『生成文法』東京大学出版.