シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語学(社会言語学)(2) | 2024 | 後期 | 水4 | 文学部 | 松井 智子 | マツイ トモコ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG2-B414
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会的なコミュニケーションのメカニズムを学習することにより、人間の心と脳の働きについて理解を深めることを目的とします。研究方法として、認知心理学と言語コミュニケーションの知見に基づいた認知語用論の方法論に親しみます。理論の基本を学ぶと同時に、コマーシャルや広告を取り上げて応用的アプローチの方法を探ります。
科目目的
心と言語・コミュニケーションの相互作用を認知科学の一端として学習し、多角的、学際的な現象をとらえることを学びます。また認知語用論を理解することによって、コミュニケーションを分析、評価する方法を獲得できることから、さまざまなコミュニケーション問題の解決にそれを応用することが可能になります。
到達目標
社会的・語用論的コミュニケーションのメカニズムについて、理論的な予測・検討ができること、さらにそれを応用して、コミュニケーションの実態を分析することができることを到達目標とします。
授業計画と内容
第1回: ガイダンス
第2回:語用論の理論的枠組み―関連性理論1
第3回: 語用論の理論的枠組み―関連性理論2
第4回: 語用論の理論的枠組み―関連性理論3
第5回:語用論の理論的枠組み―関連性理論4
第6回:語用論とさまざまな言語現象
第7回: 語用論とさまざまな言語現象
第8回:語用論とさまざまな言語現象
第9回: 語用論から見た広告
第10回:語用論から見た広告
第11回: 語用論から見た広告
第12回: 語用論と障害
第13回: 語用論と脳
第14回: 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業で学習した内容を理解し、的確に説明できるかどうかを評価する |
平常点 | 40 | 授業への参加、ワークシートの取組みを基準とする |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
今井邦彦 編 「最新語用論入門12章」 大修館 2009年
参考文献
Tanaka, K. 1999. Advertising Language: A Pragmatic Approach to Advertisements in Britain and Japan. Routledge.