シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ文化特講(1) | 2024 | 前期 | 火5 | 文学部 | 縄田 雄二 | ナワタ ユウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-DT1-C101
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
重要な書物を読み、美術や音楽を鑑賞しつつ、ヨーロッパ文化史、その一部としてのドイツ語圏文化史をたどる講義。前期は古代から十七世紀まで。ヨーロッパ文化の基礎としての古代ギリシア・ローマ、キリスト教にも多くの時間を割く。
科目目的
ヨーロッパ文化史、とりわけドイツ語圏文化史の概要を把握すること。
到達目標
みなさんがヨーロッパ文化、ドイツ語圏文化にかかわる書物、美術、舞台をよく理解できるようになること。
授業計画と内容
1. 導入
2. 古代ギリシアの神話――ヘシオドス『神統記』(岩波文庫**)
3. 古代ローマから見たゲルマン人――タキトゥス『ゲルマーニア』(岩波文庫**)
4. 旧約聖書
5. 新約聖書
6. カトリックの文化
7. ワーグナーの歌劇に見る中世(「ローエングリン」「ニーベルングの指環」)
8. ワーグナーの歌劇に見る中世(「ニュルンベルクのマイスタージンガー」「トリスタンとイゾルデ」)
9. 宗教改革――ルター訳ドイツ語聖書と声楽曲(「クリスマス・オラトリオ」)
10. 宗教改革――ルター訳ドイツ語聖書と声楽曲(「マタイ受難曲」)
11. 宣教師の来日――フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』(岩波文庫**)
12. 三十年戦争が生んだ哲学――デカルト『方法序説』(岩波文庫**)
13. 読書法、図書館・インターネット利用法
14. 総括、到達度確認
**印を付した文庫本はその回の授業に必ず持ってくること。岩波文庫を指定しているのにほかの文庫の本を持ってくるなどはしないこと。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業内容はmanabaのコンテンツ欄に文章として載せるので、授業後にざっと読み返し、理解を深めていただきたい。
・課題図書は授業後に通読していただきたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 学期末に試験をおこない、学期全体の授業にしっかりと取り組めたかを評価する。 |
平常点 | 50 | responなどにより、その回ごとの授業にしっかりと取り組めたかを簡単に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
授業計画欄で**印を付した文庫本
参考文献
入学までに世界史を不十分にしか学んでこなかった方には、以下でヨーロッパ史の基礎知識を身につけることをすすめる。
ジャック・ル・ゴフ『子どもたちに語るヨーロッパ史』(ちくま学芸文庫)
その他特記事項
・授業中に教員と学生がコミュニケーションできる無料アプリresponを用いる。manaba経由でスマートフォンにダウンロードしておいていただきたい。
・質問は以下いずれの方法でもよろこんで受けつける。(1)授業中手を挙げる (2)授業のおわりにresponでコメントを寄せる際に書き込む (3)manabaの個人指導コレクションを用いる
・遅刻・欠席については、公式の書類があるものについてのみ考慮を保証する。