シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語原書講読(2)(4)/ドイツ語原書講読(2) | 2024 | 後期 | 水2 | 文学部 | 磯部 裕幸 | イソベ ヒロユキ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-GE2-C612,LE-GE2-C614
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、ドイツ語で書かれた史資料を精読することで、それらの歴史研究における扱いについて理解を深めるとともに、卒業論文や卒業研究で必要とされるドイツ語力を養うことを目指す。今学期は、昨年度に引き続き、ナチズムによるいわゆる「安楽死」政策についての史資料を精読する。
文献① Ernst Rüdin, Über das Gesetz zur Verhütung erbkrankten Nachwuchs vom 14. Juli 1933, in: Urban Wiesing (Hg.), Ethik der Medizin: Ein Studienbuch, Stuttgart: Philipp Reclam, 2004, S. 57- 59.
文献② Adolf Hitler, Brief mit Datum 1. September 1939 auf persönlichem Briefpapier, in: Ethik der Medizin, S. 60
文献③ Clemens Graf von Galen, Predigt an der Lambertikirche zu Münster am 3. August 1941, in Ethik der Medizin, S. 60-62.
科目目的
本授業は、ドイツ史研究に必要となるドイツ語読解力や史料批判の方法、専門分野の理解力といった「知識の吸収」に関わる能力、ならびに作文力やプレゼンテーション力など「知識の発信」に関わる能力の涵養を目標とする。
到達目標
本授業では、ドイツ語で書かれた歴史学の文献講読を通じ、専門分野および方法論に関する深い理解と広範な知識の修得を目指す。そして自ら問いを立て、他者との議論を通じて新たな知を創造することを最終的な到達目標とする。
授業計画と内容
第1回 導入:近代ヨーロッパにおける優生学・人種主義の歴史
第2回 導入:使用文献①前半部の総復習(S57-59)
第3回 講読 文献① S. 59(10行目から中盤まで)
第4回 講読 文献① S. 59(中盤から後半まで)
第5回 講読 文献① S. 59(後半から最終行まで)
第6回 講読 文献② S. 60(前半部まで)
第7回 講読 文献③ S. 60-61(第1段落前半)
第8回 講読 文献③ S. 60-61(第1段落末尾まで)
第9回 講読 文献③ S. 61(第2段落前半)
第10回 講読 文献③ S. 61(第2段落後半)
第11回 講読 文献③ S. 61-62(第1段落まで)
第12回 講読 文献③ S. 62(第2段落前半)
第13回 講読 文献③ S. 62(第2段落後半)
第14回 講読 まとめ「ナチズムにおける医師の責任について」
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ①毎回の授業出席と議論への参加。テキストの和訳や機械翻訳との比較を行なう「予習シート」の提出 ②自分の担当する部分のテキスト要約、レジュメ作成と発表 授業態度の著しく悪い者、無断で授業を4回以上欠席した者には単位を認定しない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
「予習シート」の配布、その作成方法や提出期日については、授業中別途指示する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
テキスト(授業担当者がコピーを準備する)
Urban Wiesing (Hg.), Ethik der Medizin: Ein Studienbuch, Stuttgart: Philipp Reclam, 2004. (ISBN-13 : 978-3150193372)
その他「参考文献」に関しては、授業時に適宜紹介する
その他特記事項