シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法学特講1 領域の国際法/国際政治特講1 領域の国際法/国際法特講1 領域の国際法 | 2026 | 春学期複数隔週開講 | 土3,土4 | 法学部 | 竹内 明里 | タケウチ アカリ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-LA3-006S,JU-IL3-006L,JU-IL3-009S
履修条件・関連科目等
国際法関連科目を履修していることが望ましいですが、未履修者にも理解できるように配慮します。外務専門職をはじめとした公務員試験受験希望者やマスコミへの就職希望者だけでなく、時事問題や領土紛争に関心を持つ方の受講をお待ちしています。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
レジュメ・条約集を用いながら講義形式で進めます。
講義では、領域の特喪や境界画定、領域の使用や管理に関する国際法の基本的枠組みを学びます。
また、授業では、パレスチナ、ウクライナ問題や尖閣・竹島等の領域が関わる問題をとりあげて解説していきます。
なお、授業計画は受講生の関心に従い適宜変更します。
科目目的
領域に関する国際法秩序の基礎を学びます。
ウクライナ、パレスチナ、尖閣問題など最近注目を集めている領域紛争を理解し、自分で考えるために必要な基礎的知識の習得を目指します。
到達目標
関心のある領域紛争につき、国際法の視点で他者に説明できるようになる。
授業計画と内容
授業計画と内容
1.序論:国際法における領域制度の概要・国家領域と国際公域の俯瞰
2.領域主権:領域主権の意味・領域使用の管理責任
3.陸の領域:領域の得喪(取得権原):パレスチナ問題・ウクライナ戦争
4.海の領域:歴史・海洋資源は誰のものか
5.海洋の領域:領海・接続水域:尖閣沖の中国公船通航
6.海洋の領域:排他的経済水域・大陸棚①:沖ノ鳥島を巡る紛争
7.海洋の領域:排他的経済水域・大陸棚②:東シナ海のガス田開発
8.海洋の領域:深海底・深海底資源の衡平な開発制度
9.海洋の領域:公海:海賊問題
10.空の領域:領空:防空識別圏
11. 南極と宇宙:南極条約体制と宇宙条約体制:宇宙の資源は誰のものか?
12.日本の領域紛争①:尖閣諸島
13.日本の領域紛争②:竹島・北方領土
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 領域に関係する国際法の基礎知識を習得したうえで、領域問題を国際法の視点から考え、説明ができるのか、確認し、評価をします。 |
| 平常点 | 30 | 毎回の課題や、授業参加の状況で判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
試験については、レポートでの代替も認めます。ご相談ください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
外務省、内閣府にて合計5年間外交実務に携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
外務省・内閣府にて国際法(特に海洋法)に関する業務を行った経験を踏まえて、海洋法や領域問題について講義を行います。
テキスト・参考文献等
*様々なものがあります。図書館や生協を覗いてみてください。
【入門書】
長田祐卓・齊藤功高・野澤基恭・中田達也・松本祥志 編 『現代に生きる国際法』尚学社
【基本書】
◆国際法一般◆
小松一郎『実践国際法』(第三版)信山社
→外交官が執筆。国際法の基礎に加え、外交実務での国際の活用を知りたい方にお勧め。
岩沢雄二『国際法』(第二版)東京大学出版会
→国際司法裁判所所長が執筆。包括的な概説書
◆海洋法◆
柳井俊二他『海と国際法』尚学社
→国際海洋法裁判所元判事が中心となって執筆。
海洋法の基礎だけでなく、海に関する最新の問題も取り上げている。
【その他】
条約集(各出版社から発行されています。公務員試験等で国際法が必要な方は必須です)
その他特記事項
■授業の工夫■
学期はじめに学生のニーズ調査を行い、適宜授業に反映させます。
また、予習課題(新聞記事)を配布し、授業理解を助けるとともに、復習課題を課し、授業で学んだ知識の確実な定着を図ります。