シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス語学演習 | 2024 | 通年 | 水1 | 文学部 | 前之園 望 | マエノソノ ノゾム | 2~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-FR2-D501
履修条件・関連科目等
フランス語の基礎文法を修得済みであること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1年次に学んだフランス語文法の知識をもとに、フランス語作文の練習を行います。教科書の内容に従って毎回課題を出しますので(manabaを利用して提出してもらう可能性もあります)、しっかりと授業準備をしたうえで受講してください。また、課題によってはグループワーク(グループ発表)にも取り組んでいただく予定です。課題の提出内容、グループワークへの参加態度は平常点に加算されます。前期と後期にそれぞれ学期末試験を行います。
科目目的
1年次に学んだ文法事項を確認・応用してフランス語作文力を向上させ、国際的発信力を身に付ける。フランス語と日本語の特性の違いを理解し、両言語を自由に行き来できる語学力を獲得し、専門的研究へ移行する足がかりとする。グループディスカッション、グループ発表を通して、文学部を卒業するまでに備えるべき諸要素のうち特に「専門的知識」、「コミュニケーション力」、「主体性」を養成する。
到達目標
1.辞書さえあれば文法的に誤りのないフランス語を作文できる。
2.教科書で学んだ表現を適切に使用してフランス語を作文できる。
3.自分の考えを平易なフランス語で書き表すことができる。
4.自分の書いたフランス語の問題点を客観的に認識できる。
授業計画と内容
第1回 授業について、第0課 綴りと発音 キーボード設定
第2回 第1課(文法・作文)動詞être, avoir, -er動詞、不定冠詞、所有形容詞、否定文
第3回 第2課(文法・作文)定冠詞、前置詞と定冠詞の縮約、代名動詞、非人称構文(1)
第4回 グループワーク:Croisons les mots ! Expliquer une image
第5回 第3課①(文法)疑問文、疑問代名詞、疑問形容詞、疑問副詞、指示代名詞、指示形容詞
第6回 第3課②(作文)、グループワーク:Récit en relais
第7回 第4課①文法解説 近接過去、複合過去、半週去
第8回 第4課②作文練習、グループワーク:Expliquer une image
第9回 第5課①(文法)比較級、最上級、受動態
第10回 第5課②(作文)、グループワーク:Posons une énigme
第11回 第6課①(文法)命令文、目的語人称代名詞(1)、部分冠詞
第12回 第6課②(作文)、グループワーク:Expliquer une image
第13回 グループワーク:Posons une énigme, Récit en relais
第14回 まとめ・前期到達度確認
第15回 前期の復習、グループワーク:文学作品における日本語とフランス語の比較
第16回 第7課①(文法)中性代名詞y, en 、非人称構文(2)、前置詞(句)
第17回 第7課②(作文)、グループワーク:Expliquer une image
第18回 第8課①(文法)疑問副詞、理由の接続詞、目的語人称代名詞(2)
第19回 第8課②(作文)、グループワーク:Posons une énigme
第20回 第9課①(文法)単純未来
第21回 第9課②(作文)、グループワーク:Récit en relais
第22回 第10課①(文法)関係代名詞、関係副詞、現在分詞、過去分詞 (Exercices)
第23回 第10課②(作文)書きかえ、Appendice
第24回 第11課①(pp.54-56)条件法、接続法
第25回 第11課②(pp.57)問い合わせメール執筆
第26回 第12課①文法解説 総復習
第27回 第12課②作文練習
第28回 まとめ・後期到達度確認
(授業回は大体の目安であり、履修者の人数や理解度によって内容を追加・変更することがあります。)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 前期・後期にそれぞれ学期末試験を実施予定。 |
平常点 | 50 | 毎回の課題への取り組み、授業への参加度。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
課題等でmanabaの諸機能を利用します。また、パワーポイント等のプレゼンテーションツールを使用して発表資料を作成してもらう可能性があります。各自でタブレット、パソコンなどを用意してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・テキスト:『プリュム・ア・ラ・マン! 新・フランス語作文』駿河台出版社、2011、1800円+税(ISBN978-4-411-01168-8 C1085)。※教科書は抽選結果が出た後でご購入下さい。
・参考文献:1年次に使用した文法書、仏和辞典、和仏辞典。
その他特記事項
・この科目の内容を理解するためには、一定のフランス語力が求められます。以下の科目が修得できていない場合は、授業理解が難しい可能性があります。
- フランス語文学文化専攻の学生:「仏文基礎演習(1)・(2)」
- フランス語文学文化専攻以外の学生:「フランス語(1)・(2)」
・半期につき5回以上欠席された方は、原則として成績評価の対象となりません。やむを得ない個別の事情がある場合は、必ず事前にご相談ください。
・事前に教員に相談があり、教員がやむを得ないと判断した場合に限り、欠席された方が自宅からオンライン受講することを認めます。なお、オンライン受講をされても出欠記録は「欠席」となります。
・個別の連絡には「個別指導(コレクション)」を使用し、要件ごとにスレッドを立ててください。クラス全体の「掲示板」に個人情報を書き込まないようご注意ください。
・毎回の授業は、webexで授業画面のみ録画をし(教室の様子は撮影しません)可能な範囲でアーカイブ公開を行う予定です。授業内容の復習に役立てて下さい。
参考URL
この授業は、仏文専攻・語文コース系の教員が担当しています。
語文コースHP https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/
語文コースブログ https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/
前之園望の研究室 https://www.youtube.com/@nozomu_maenosono_chuo
Expliquer une image の解説動画もご覧ください。
https://youtu.be/KWddtK4eC9U