シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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フランス文学入門演習 | 2024 | 通年 | 金5 | 文学部 | 浅谷 眞弓 | アサヤ マユミ | 2~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-LT2-D502
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各クラス共通の教科書を使って、フランス語の原典を読む訓練をします。内容は小説と詩が中心ですが、それ以外の非文学テキストも一部含まれています。この授業は1年次のフランス語基礎学習と3年次以降の専門的研究とを橋渡しする性格のものです。したがって、1年次に習得した基礎的語学力を土台に、フランス語で書かれた種々の文章を原文で読み、知的かつ文学的な文章に慣れ親しんで、古今の名文を独力で読解できるようになることに主眼が置かれています。
科目目的
フランス語のテキストを辞書を用いて自力で読めるようになる。
到達目標
フランス語のテキストを辞書を用いて自力で読めるようになる。
日本語にならないフランス語テキストならではの特徴を捉えられるようになる。
授業計画と内容
第1回 国連総会『世界人権宣言』
第2回 ルナール『博物誌』
第3回 モリエール『町人貴族』
第4回 サンドラール『シベリア横断鉄道』
第5回 カミュ『異邦人』
第6回 ラ・フォンテーヌ『からすときつね』
第7回 ダントン『立法議会での演説』
第8回 ボードレール『異邦人』『港』
第9回 モーパッサン『ジュール叔父』
第10回 アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』
第11回 ユゴー『静観詩集』
第12回 ペレック『眠る男』
第13回 コンスタン『アドルフ』
第14回 スタンダール『赤と黒』
第15回 ランボー『谷間に眠るもの』『感覚』
第16回 フローベール『聖ジュリアン伝』
第17回 ルソー『ジュリー、または新エロイーズ』
第18回 セリーヌ『夜の果ての旅』
第19回 セリーヌの続き
第20回 ゾラ『オ・ボヌール・デ・ダム百貨店』
第21回 パスカル『パンセ』
第22回 パスカルの続き
第23回 サルトル『黒いオルフェ』
第24回 サルトルの続き
第25回 プルースト『失われた時を求めて』
第26回 プルーストの続き
第27回 動詞の時称
第28回 フランス作詩法
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で取り上げるテキストについて必ず事前に予習するようにしてください。
その際に用いられている動詞の法・時制についてなぜその法・時制が用いられているのかを考える習慣を付けてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 辞書を引いて文学テキストを仏語で読解できる。 |
期末試験(到達度確認) | 40 | 辞書を引いて文学テキストを仏語で読解できる。 |
平常点 | 20 | 積極的に授業に参加する。授業に臨む前に自分で予習をしっかりしている。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>中央大学仏文研究室編『コデックス』駿河台出版社
<参考文献>授業時間中に適宜紹介します。
その他特記事項
参考URL
語文コースHP https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/futsubun-gobun/
語文コースブログ https://chuo-bun-futsubun-gobun.blogspot.com/