シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国古典文学演習(1)(2) | 2024 | 通年 | 木2 | 文学部 | 材木谷 敦 | ザイモクヤ アツシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-LT3-E803,LE-LT4-E808
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国語の古文の読解力を高めてもらうため、文言の散文と古典詩歌を中心に、輪読を行います。ただし、履修者の希望によっては、古文を頻繁に引用する現代文の輪読をするかもしれません。
輪読を進める一方、古典文献資料調査の基礎を習得してもらうため、資料調査の課題を随時出します。後期途中からは、可能であれば、中国古典文学や古い時代の中国文化について、履修者に各自のテーマで報告をしてもらいます。
古典文学そのものに関心がなく、中国語学習の一環として古文の読解力を鍛えようとする履修者にも対応します。
科目目的
中国言語文化専攻のポリシーに言う中国の人々の暮らし・考え方の背景となる歴史や文化についての正確な知識と、高度な中国語運用能力を身に付けるため、中国語の古文の読解力を養い、古典文献資料調査の基礎を伝授し、以て文学部のディプロマ・ポリシーに言う専門的学識、幅広い教養、複眼的思考、コミュニケーション力、主体性を培うこと。
到達目標
学生が中国語の古文の読解力を高め、古典文献資料調査の基礎を習得すること。
授業計画と内容
前期
1.この科目に関する説明など
2.漢文句法と中国語語法の整理
3.古典文献資料調査の基本について
4.訳注作成の方法について
5.ごく平易な散文の輪読
6.輪読内容についての討論
7.復習など
8.ごく平易な詩歌の輪読
9.輪読内容についての討論
10.古典詩歌読解の注意点
11.比較的平易な散文の輪読
12.輪読内容についての討論
13.復習など
14.総括・まとめ:文言文読解について
後期
1.Webサービスによる古典文献資料調査について
2.比較的平易な詩歌の輪読
3.輪読内容についての討論
4.比較的難解な散文の輪読
5.輪読内容についての討論
6.研究主題の考え方
7.復習など
8.研究主題の設定
9.比較的難解な詩歌の輪読
10.輪読内容についての討論
11.中国古典文学に関する報告
12.中国古代文化に関する報告
13.復習など
14.総括・まとめ:中国古典文学研究について
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業内容を復習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 学習の効果がどの程度示されているか。 |
レポート | 20 | 形式的条件に従うとともに、一定の内容があること。 |
平常点 | 60 | 予習が充分になされているかどうかなど。 |
成績評価の方法・基準(備考)
次の場合、成績評価の対象から外します。
・期末の試験を1回でも受けなかった場合
・課題などをひとつでも提出しなかった場合
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは、プリントを配付します。
その他特記事項
連絡方法についてはmanabaのコースニュースを参照してください。
私語、指示によらない通信機器の使用、無断退出を禁じます。
履修する学年によっては学年末にレポートを課します。