中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:文学Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
文学Ⅱ 2026 後期 火4 経済学部 森岡 実穂 モリオカ ミホ 1年次配当 2

科目ナンバー

EC-IF1-472X

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
 後期には、「『人種』」表象と文学/オペラ」というテーマで、アメリカ文化史も参照しながら「ブラックフェイス問題」に関して、モーツァルト《魔笛》、ヴェルディ《オテッロ》《アイーダ》、また「オリエンタリズム」という視点からプッチーニ《蝶々夫人》を題材に学びます。その際に、原作であるシェイクスピア『オセロー』、ピエール・ロティ『お菊さん』、ベラスコ『蝶々夫人』なども参照していきます。オペラの内容、テーマを紹介したあと、現代のオペラハウスではどのような解釈が行われているのか、その実例を見ながら、作品のもつ、現代に通じる多様な政治性について考えます。

 これらの作品を通じて得られる、ジェンダーと家父長制、オリエンタリズム、性と生殖に関する権利ほか、さまざまな批評的テーマを学びながら、文学作品や資料を読み、実際の上演映像を鑑賞します。作品の書かれた時代の思想状況・政治状況はどのように作品に影響を及ぼしているのか、「人種」「階級」「ジェンダー」に関する意識はどのように違うのかなどを知り、それが現代の演出にどのように反映しているかを分析します。
 「人種」は今日では科学的妥当性の認められない「文化的概念」とみなされているはずなのに、世界には人種差別問題が絶えません。この問題に関する知識を学ぶこと自体もこの講義の大切な学習目的です。

 複数の上演映像を比較しながら、再現芸術だからこそ持ちうる現代社会への批評的視点の読み取り方を学びます。オペラは、どんなに昔に書かれたものでも、遠い過去の芸術ではなく、上演を通して常に同時代の芸術であり得ているものなのだということを知ってください。

科目目的

名作オペラとその原作の文学作品について基本的知識を得ること。作品の背景にある文化的・歴史的・社会的基礎知識を身に着けること。舞台芸術の鑑賞方法を身につけ、オペラのもつ現代に通じる政治性を認識すること。

到達目標

「人種」や民族に関する差別的視線を内包する名作オペラとその原作文学について、資料を読み、背景を理解しながら鑑賞し、基礎的な知識を得ること。各作品の提示する問題について的確な分析ができること。

授業計画と内容

「人種」表象と文学/オペラ
1. イントロダクション 現代のオペラ上演の意義
2. 「ブラックフェイス」問題の歴史
3. モーツァルト《魔笛》(1)作品中の権力構造
4. モーツァルト《魔笛》(2)18世紀の「黒人」表象
5. モーツァルト《魔笛》(3)21世紀のモノスタトス像[1]
6. モーツァルト《魔笛》(4)21世紀のモノスタトス像[2]
7. ヴェルディ《オテッロ》(1) 原作:シェイクスピア『オセロー』について
8. ヴェルディ《オテッロ》(2) 「黒人」性の表象
9. ヴェルディ《アイーダ》(1) ヨーロッパが描く「エジプトとエチオピア」
10. ヴェルディ《アイーダ》(2) ドイツ語圏の歌劇場における「戦争のオペラ」としての《アイーダ》
11. プッチーニ《蝶々夫人》(1)帝国主義時代のオリエンタリズム:ピエール・ロティ『お菊さん』からベラスコ『蝶々夫人』を経てオペラへ
12. プッチーニ《蝶々夫人》(2)ドイツ語圏の歌劇場における《蝶々夫人》の多様性(1)
13. プッチーニ《蝶々夫人》(3) ドイツ語圏の歌劇場における《蝶々夫人》の多様性(2)
14. まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回の授業終了後の「リアクションペーパー」は必須です。また、課題作品について、授業時間内だけで全体を見るのは無理なので、時間外に指定した映像(有料の場合あり)を自習として観てもらいます。加えて、その週に配布した論文なども読んでもらうことになります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 最終回の授業で、授業内容の理解度を確認する筆記テストを実施します。
平常点 40 毎回manabaの「レポート」から、授業を通じて考えたことについて300~400字の「リアクションペーパー」を提出してもらいます。10回以上出席することを試験受験の必須条件とします。

成績評価の方法・基準(備考)

授業は対面で行います。映像はスクリーンで見せますが、資料配布や板書にあたるものは manabaを通して配布しますので、教室にいる人にもPCやタブレットなど資料を見られる媒体を持参してください。
 毎回manabaの「レポート」から、授業を通じて考えたことについて300~400字の「リアクションペーパー」を提出してもらいます。10回以上出席することを試験受験の必須条件とします。その上で、最終回の授業で、授業内容の理解度を確認する筆記テストを実施します。試験60%、平常点(リアクションペーパー)40%とします。初回の授業で詳しく説明しますので、かならず受講してください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

毎回のリアクションペーパーの内容について、授業の最初に紹介したり、寄せられた質問に答えたりしていきます。

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

資料配布や板書にあたるものは manabaを通して配布しますので、教室にいる人にもPCやタブレットなど資料を見られる媒体を持参してください。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 レジュメを manabaで配布します。参考論文なども manabaで配布しますので、これも必ず目を通してください。

 また、課題作品映像について、有料オンデマンド配信を指定することもあります(価格未定)。

【参考図書】
森岡実穂『オペラハウスから世界を見る』(中央大学出版部)
中條 献『アメリカ史とレイシズム』(岩波新書)
弓削尚子『啓蒙の世紀と文明観 (世界史リブレット 88)』(山川出版社)
ほかにも公的アーカイブからダウンロードできる論文を授業で紹介します。

その他特記事項

連絡が必要な場合は mmorioka001j@g.chuo-u.ac.jp まで連絡ください。
その際、「件名」に「火4文学 [あなたの氏名] + 用件」を明記して、誰からのメールかわかるようにしておいてください。本文でも自分の名前を名乗ること。

参考URL

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