シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史学入門A | 2024 | 前期 | 木2 | 文学部 | 大西 信行 | オオニシ ノブユキ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH1-F101
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学で日本史学を専攻するにあたり必要とされる、多様な観点から歴史を観察・考察する力を養います。また、研究史や研究法についても触れていきます。また、出席はresponで取り、同時に授業中に提示した課題を回収します。リアクションはmanabaに入力していただきます。
科目目的
大学で歴史学を学ぶにあたって、そもそも大学で学ぶ「歴史学」は,高校までの「歴史」とどこがどのように違うかや、これまでの日本史学はどのようなことをどこまで明らかにしてきたかについてお話ししていきます。また、大学での学修のゴールである卒業論文の執筆に向けて,どのようなスキルをどのように付けていけばいいについてもそのおおよその見取り図を示したいと思います。
到達目標
「歴史学」や「日本史学」とはどのような学問で、どのような手法を用いるのか、それによって何が明らかにできるのか、何が明らかにできないのかについて必要な知識を得て、それを説明できること。
授業計画と内容
① はじめに 高校までの「歴史」と大学の「歴史学」
② 「歴史的なものの見方」とは
③ 歴史の法則性と歴史学の問題意識
④ ポスト・マルクス主義の歴史理論
⑤ 歴史学の今日へのまなざし
⑥ 史学史と研究史
⑦ 歴史学の叙述:日明関係史の一齣を例として(1)
⑧ 歴史学の叙述:日明関係史の一齣を例として(2)
⑨ 日本史学とジェンダー
⑩ グローバルヒストリーと日本史学
⑪ 歴史人口学
⑫ 自然科学と歴史学
⑬ 言語論的転回と歴史学
⑭ まとめ 学んだ内容の総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に提示した課題を提出すること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業内容の理解度を測ります。 |
平常点 | 40 | 授業内で提示した課題について,適切に回答できたか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
responで自分の取り組んだ課題について,他の学生がどう答えたかがわかるようにします。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特定のテキストは使用せず、資料を配付します。参考文献については講義のなかで紹介します。
その他特記事項
単位認定に出席回数の条件は設けませんが、出席は毎回取り、毎回リアクションペーパーならびに課題を提出してもらいます。そして、それらを成績に加味します。