シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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史料演習A | 2024 | 前期 | 月4 | 文学部 | 小川 望 | オガワ ノゾム | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH2-F105
履修条件・関連科目等
歴史学、日本史学
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
考古学・歴史学研究法の実践として、物質文化を対象とした研究方法を学修する。
考古資料、歴史資料の研究において基本となる文献検索・資料調査・論文読解の手法を学ぶ。
科目目的
考古学、歴史学の基礎的な研究方法を習得する。
到達目標
基礎的な史資料調査、論文読解、分析などの基礎的な研究方法が身につく。
授業計画と内容
1 ガイダンスおよび班分け、第1回課題の提示
2 考古資料、文献資料研究とその分析、発表について
3 学術用語発表1(グループワーク)、互いの質疑応答(1、2班)、講評
4 学術用語発表2(グループワーク)、互いの質疑応答(3、4班)、講評
5 学術用語発表3(グループワーク)、互いの質疑応答(5、6班)、講評
6 学術用語発表4(グループワーク)、互いの質疑応答(7班)、講評、第2回課題の提示
7 学術用語発表に対する講評
8 遺跡概要発表1(グループワーク)、互いの質疑応答(7、6、5班)、講評
9 遺跡概要発表2(グループワーク)、互いの質疑応答(4、3、2班)、講評
10 遺跡概要発表3(グループワーク)、互いの質疑応答(1班)、講評、第3回課題の提示
11 遺跡概要プレゼンテーション1 (1、2、3班)、講評
12 遺跡概要プレゼンテーション2(4、5、6班)、講評
13 遺跡概要発表に対する講評
14 遺跡概要プレゼンテーション3(7班)、講評 演習全体に対する講評
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指示された課題、テーマごとに必ず予習し、質問や発表の準備をおこなってくること。
発表者はレジメを作成し、発表前の指定日までにmanabaで提出すること。
指定したテキストや各発表のレジメを事前に読み込むこと。
各発表に対するコメントを指定日までに提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 提出するレジュメや発表の完成度 各種指摘事項の反映 |
平常点 | 50 | 小テストを通じて提出する質問やコメントなどによる授業への参加度 |
成績評価の方法・基準(備考)
正当な理由や連絡なく、提出すべきものを期限までに提出しなかった場合や、
発表に当たっているにもかかわらず遅刻、欠席した者はE判定。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間に限らず、個別指導コレクションを通じて、各種フォローを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
*関係する職歴:平成2年4月~令和5年3月まで小平市教育委員会に勤務し、遺跡の保存、活用、発掘調査、遺物整理等埋蔵文化財行政に携った。
また、民具、石造物などの地域の文化財の調査研究、保存活用にあたっているほか、市史の執筆、市民向け講座等地域の歴史、民俗、文化財に関する周知活動にも従事した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
国内各地の遺跡で自らが行ってきた発掘調査の結果や、旧石器から近現代に至る物質資料、文献資料に関する調査研究の成果を、演習の随所に反映させている。
テキスト・参考文献等
基本的に特定の教科書は指定せず、配布資料やレジュメを使用する。
資料取りまとめの参考書
古泉弘編『事典 江戸の暮らしの考古学』吉川弘文館、2013年 ISBN:978-4-6420-8091-0
小川望編『江戸の土器』ニューサイエンス社、2019年(考古調査ハンドブック19)ISBN:978-4-8216-0531-6
その他特記事項
日本史学研究室や図書館を活用し、ネットなどに頼らず、自らページを繰って調べる習慣を身に付けること。
自分の担当以外の課題、テーマについても発表者への質問ができるレベルまで予習し、積極的に質疑等に参加すること。
対面授業では班を指定するなどの必要があるので、指定された席に着席すること。