シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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史料演習B | 2024 | 後期 | 金4 | 文学部 | 岩立 将史 | イワタテ マサシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH2-F106
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近現代日本の政治、社会、文化に関する代表的な史料の購読ならびに原本の検索をおこなう。
初回授業で担当グループ(数名で構成)を決めたうえで、選択した史料の読みや解釈、原本を確認するまでの検索方法、史料が示す歴史的事象の背景などについて、レジュメを用意して報告してもらう。また、報告をうけて、報告および史料の内容などについて参加者全員で議論する。
科目目的
史料の講読および検索を通して、卒業論文の作成に必要な史料の読解力や洞察力、検索能力を身につける。
到達目標
・課題史料の分析を通して、その歴史的事象に関する背景・内容・その後の経過を多角的に説明できるようになること。
・課題史料の原本を検索できるようになること。
・研究報告にあたっては、レジュメを作成し、端的に説明できるようになること。
授業計画と内容
〈各回のテーマ〉
第1回 ガイダンス
第2回 1920年代前半の史料を用いた報告・議論
第3回 1920年代後半の史料を用いた報告・議論
第4回 1930年代前半の史料を用いた報告・議論
第5回 1930年代後半の史料を用いた報告・議論
第6回 1940年代前半の史料を用いた報告・議論
第7回 1940年代後半の史料を用いた報告・議論
第8回 1950年代前半の史料を用いた報告・議論
第9回 1950年代後半の史料を用いた報告・議論
第10回 1960年代前半の史料を用いた報告・議論
第11回 1960年代後半の史料を用いた報告・議論
第12回 1970年代前半の史料を用いた報告・議論
第13回 1970年代後半の史料を用いた報告・議論
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前学習として、すべての受講生は授業で取り上げられる史料に目を通しておくこと。事後学習は、授業内容や自分自身の意見などをノートにまとめておくこと。また、日本近現代に関するレポートを課すため、早い段階から取り組むようにしてもらいたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 10 | 日本近現代史についての基礎知識を理解したうえで、テーマとする歴史的事象を多角的な観点から説明できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(ディスカッションにおける発言等)の状況を基準とします。 |
その他 | 40 | 研究報告において、担当する課題史料の読解・検索を行ったうえで、史料が示す歴史的事象の背景・内容・結果を多角的な観点から説明できるかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2018年4月~2021年9月、公益財団法人德川記念財団勤務
学芸員として、德川宗家(近世:将軍家・近代:公爵家)伝来資料の保存・管理、調査・研究、展示・公開を行っていた。
2022年4月~現在、中央大学広報室大学史資料課勤務
中央大学の歴史を物語る資料の収集・整理、保存・管理、調査、周年史の編纂、展示などを行っている。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
歴史学において、史料の原本の確認作業は重要である。
資料保存機関における実務経験にもとづき、史料原本を検索・収集するうえでの要点や注意点などを適宜伝えていく。
テキスト・参考文献等
テキスト(史料)はあらかじめコピーして配布する。参考文献は適宜紹介する。