シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本近現代史A | 2024 | 前期 | 火2 | 文学部 | 清水 善仁 | シミズ ヨシヒト | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH2-F209
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本史学のみならず歴史学研究において、これまでなされてきた研究の歩み(研究史)を正確に把握し、その内容を理解することは、当該研究の到達点や課題、あるいは分析手法等を知る意味で最も基礎的な作業であると同時に、これから研究を進めていくうえで不可欠なことです。
本講義では、日本近現代史の主要な事象をめぐる研究史の論点について、政治・経済・社会・思想・文化といった多角的な視点からこれまでの研究動向を整理し、現状と課題および展望について概説します。
科目目的
これまでの研究の歩みを学ぶことを通じて、日本近現代史への理解を深めることはもとより、歴史学的な思考と方法のための専門的な学識を身に付けることを目的とします。
到達目標
本講義で学んだ日本近現代史およびその研究史に関する知識を、卒業論文をはじめとする自身の研究につなげて考察し、より複眼的な思考ができるようになることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 戦後歴史学と日本近現代史研究
第3回 明治維新①:幕末期
第4回 明治維新②:明治初期
第5回 自由民権運動
第6回 大日本帝国憲法
第7回 日清・日露戦争
第8回 大正デモクラシー
第9回 第一次世界大戦
第10回 昭和初期の政治史
第11回 アジア・太平洋戦争
第12回 戦後の政治と社会
第13回 日本近現代史研究と史料
第14回 総括・まとめ:日本近現代史研究のこれから
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の講義で紹介する文献にあたり、復習に努めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 講義の内容を十分に理解し、それをふまえた論述ができているかどうかを基準とします。 |
平常点 | 30 | リアクションペーパーの記載内容を基準とします。講義の内容をうけて自分の意見や考えがきちんと明示されているかを特に重視します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席(リアクションペーパーの提出)が全開講回数の半数に満たない者は不可とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、毎回板書と資料の配布により講義を進めます。参考文献はそのつど紹介します。