シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本政治・法制史A | 2024 | 前期 | 水2 | 文学部 | 白根 靖大 | シラネ ヤスヒロ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JH3-F405
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
院政期について、多角的な視座から理解を深める。具体的には、後三条天皇の登場から院政が成立し展開する政治史、武士が台頭し中央の政局に影響を与えるようになる過程などを中心に、貴族と武士あるいは中央と地方などの複数の視点から、この時期の政治・法制史を見ていく。
科目目的
時代の流れを複眼的にとらえる目を養い、社会の方向性を多角的に考える思考力を養成する。
到達目標
日本史に関する専門的知識を得るとともに、物事の諸側面を見て理解し、多角的な歴史像を描けるようになる。
授業計画と内容
第1回 時代の概観
第2回 後三条天皇の登場
第3回 荘園整理令
第4回 白河院政
第5回 鳥羽院政
第6回 院政の権力構造
第7回 院政期の武士
第8回 後三年合戦
第9回 奥州藤原氏
第10回 源氏と東国武士
第11回 保元の乱
第12回 保元の新制
第13回 平治の乱
第14回 総括(学習成果の確認)
※履修者の理解度や授業の進度に応じて、計画を変更する場合がある。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業後、manabaにおいて小テストを実施する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 論述式の試験において、知識の羅列ではなく、因果関係や諸側面の関係性などを総合的に理解し、的確に論述しているかを評価する。 |
平常点 | 40 | 毎回の授業後に実施する小テストにおいて、授業の理解度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者、または無断欠席が4回連続した者は、成績評価の対象外とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献を授業中に紹介する。
その他特記事項
授業は板書を中心に進める。講義形式ではあるが「考える日本史」を目指す。