シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会学プロジェクト演習 ⅢⅣ/社会学演習(2)(5) | 2024 | 通年 | 水5 | 文学部 | 天田 城介 | アマダ ジョウスケ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-SC3-K120,LE-SC4-K121
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会学に関する基本文献の講読やフィールドワークを行いつつ、受講生の研究発表を中心に進めていきます。報告者・司会者・討論者といった役割を毎回決めて、受講生による主体的なゼミ運営を行います。学生が主体となって進める演習になります。
科目目的
社会的現実や社会的諸問題について社会学的に考察・分析することができることを目的とする。
到達目標
①社会学の知見を十分に踏まえた上で、自らの研究テーマを構想することができる。
②自らの研究テーマをもとに研究計画を立て、調査を実施することができる。
③自ら収集した資料やデータをもとに社会学的に分析することができる。
④調査結果を踏まえた上で緻密かつダイナミックに社会学的に考察することができる。
⑤自らの分析や考察を踏まえた上で社会学的想像力をもとに論文を作成することができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 イントロダクション・1年間の構想
第3回 研究計画書作成の技法を考える
第4回 文献を社会学的に読み解く・1 講読文献と発表順の決定
第5回 文献を社会学的に読み解く・2 レジュメ作成の技法
第6回 文献を社会学的に読み解く・3 報告の技法
第7回 文献を社会学的に読み解く・4 批評とコメントの技法
第8回 文献を社会学的に読み解く・5 問いを立て直す
第9回 研究計画書を再構成する
第10回 資料・テータ収集の方法を問い直す
第11回 社会学の論文を書く・1 そもそも論文とは何か
第12回 社会学の論文を書く・2 論文の形式と構成
第13回 社会学の発表をする
第14回 総括・まとめ レポート提出
第15回 ガイダンス
第16回 研究計画書の再提出
第17回 社会学の調査を設計する・1 フィールドワークの方法と実践
第18回 社会学の調査を設計する・2 フィールドワークのなかで問いを立て直す
第19回 社会学の調査を設計する・3 グループワークによる調査計画立案
第20回 社会学の調査を実行する・3 フィールドワーク中間報告および討議
第21回 社会学の調査を設計する・4 フィールドワークの理論的視座を設定する
第22回 社会学の調査を実行する・5 方法論それ自体を問い直す
第23回 社会学における研究倫理
第24回 社会学における分析技法・1 グループワークによるデータの分析
第25回 社会学における分析技法・2 結果の理論的考察
第26回 社会学における分析技法・3 グループごとに中間報告とコメント&リプライ
第27回 社会学における分析技法・4 グループワークによる最終報告書の準備
第28回 総括・まとめ 最終報告書/論文の提出
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にその前の回に配布した資料やレジュメに必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。加えて、授業で紹介した参考文献等も積極的に読み込むようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 55 | 授業での口頭発表(40%)+平常点(15%)で評価します。 |
その他 | 45 | 年度末に提出するゼミ論文(45%)で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業での口頭発表(40%)、ゼミ論文(45%)、平常点(15%)で評価します。
なお、4年次以上で履修する社会学演習(2)(5)は卒業論文あるいは卒業研究論文の合格をもって単位が与えられます。この点をくれぐれもご注意ください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
1年を通して、ほぼすべて、アクティブラーニング型の授業を行います。受講生自らが問いを設定する課題解決型授業です。ディスカッション、プレゼンテーション、社会調査は、すべてグループワークでおこなわれます。また、教員が時折、授業内授業と授業外授業を入れ替えた学習を指示します。さらに、教員は、常に各グループの活動状況を観察して、必要に応じて適宜アドバイスや示唆を提示し、グループワークの進行を促します。
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ゼミ専用のメーリングリストにて各種の連絡をします。また、manaba掲示板、C-plusのメール等で情報共有・補助的な議論を行います。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内容については資料やレジュメを毎回配布しますので、テキストは使用しません。参考文献は毎回レジュメ等で示します。