シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門・法学 | 2024 | 後期 | 木1 | 文学部 | 中坂 恵美子 | ナカサカ エミコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LA1-U109
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国際法を題材にして、「法」について考えてもらいます。
国際法の範囲は非常に広いですが、この授業では、非常に基本的ないくつかのトピックスを取り上げます(下記「授業計画と内容」を参照のこと)。
科目目的
「覚える」のではなく、「考える」ことを目的としています。
テキストに出てくる具体的な事例やみなさんが見つけた他の事例を通じて、国際法が現実社会でどのように働いているのか、国際法に期待される役割は何なのか、国際法とは何なのか、みんなで考えていきます。
到達目標
(国際)法の役割や(国際)法の性質について理解し、具体的な問題について、法的な思考や発想ができるようになることを到達目標とします。
授業計画と内容
以下を予定している。
1.ガイダンス
2.法の下にある諸国家―国家と国民
3.法の下にある諸国家―自決権、国家承認、政府承認
4.国際法はどこから来るのか?ー慣習国際法
5.国際法はどこから来るのか?―条約など
6.国際法を実施すること―遵守、抗議、国家責任
7.国際法を実施することー紛争の解決
8.外部による干渉からの自由―武力行使の禁止
9.外部による干渉からの自由―不干渉原則
10.国家内部の主権―国家管轄権と領域・個人
11.国家内部の主権―国内法の衝突
12.国際法が役に立っていること
13.国際法が十分に役に立っていないこと
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業で学んだことを理解できているかどうか。 |
平常点 | 40 | その日の授業を受講して内容を理解できているかどうか。 ただし無断欠席が 5 回を超える者は成績評価の対象とならない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインの必要がある場合は、WebexやZOOMを用いる。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【教科書】
ヴォーン・ロウ著(庄司克宏監訳)『かんがえる国際法』(仮題)白水社、2024年4月中旬刊
その他特記事項
・課題の回答やその他いただいた質問は、匿名で授業中に紹介することがあります。
・グループ討論等を行う場合は、こちらで任意にグループを決めます。