シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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考古学実習 | 2024 | 前期 | 火2 | 文学部 | 小林 謙一 | コバヤシ ケンイチ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-AR2-F801
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
考古学の調査研究に関わる技能を身につける。発掘調査、整理作業、土器の取り扱い、図化作業、図版作成から土器研究の実際までを実習形式で行う。なお屋外作業として発掘調査をおこなう。2024年度は夏期休暇の8月後半から9月前半に山梨県北杜市で発掘調査をおこなう予定なので、調査に必ず参加すること。まだ具体的な日程は未定であるが、7月には説明会(授業中または昼休みに)をおこなうので必ず参加すること。
科目目的
博物館学芸員課程、歴史研究に必要な、考古学研究の調査方法について体得してもらう。
到達目標
実務作業(屋外調査、屋内調査)について、技術を習得する。
授業計画と内容
1 ガイダンス 班編制調査票 発掘について
2 屋外実習 平板・レベル・やり方測量 外
3 屋外実習 平板・レベル・やり方測量 外
4 屋外実習 平板・レベル・やり方測量 外
5 遺物洗浄・遺物注記・土壌水洗
6 遺物洗浄・遺物注記・土壌水洗
7 遺物洗浄・遺物注記・土壌水洗
8 拓本・断面実測・実測
9 拓本・断面実測・実測
10 拓本・断面実測・実測
11 トレース,図版作成,土器観察・石器実測・写真撮影
12 トレース,図版作成,土器観察・石器実測・写真撮影
13 トレース,図版作成,土器観察・石器実測・写真撮影
14 発掘1(実際の日程は発掘日およびその事前ガイダンスの日時に変える)
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回異なる課題を実習していくので、出席してすべての課題をおこない、その成果物を提出(課題によっては成果物としてではなく、結果を教員が確認する)すること。その成果をもって評価を行う。
授業中および夏期の発掘現場にて課題をおこなうので、原則すべての授業回・発掘参加日に出席すること。公欠に相当する理由で欠席した場合は、補講または課題を提示するので、それによって必ずすべて課題をこなすこと。1つでも課題が提出されていない、または実習作業が不実行の場合は不合格とする。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 実地での実習内容 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
教員は考古学実務経験者である。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実地に実習してもらう内容は、実務経験に基づく。
テキスト・参考文献等
参考文献『発掘で探る縄文の暮らし-中央大学の考古学-』(小林謙一著・中央大学出版部発行)
その他特記事項
抽選科目であり、一番最初の授業には必ず出席すること。
発掘調査に参加する際の、食事代・交通費・軍手等個人装備の消耗品などの経費は自己負担となる。
当初は教室にて説明するが、作業によって考古整理室(4354・4355)、屋外(4号館裏手)、発掘現地(場所は授業において指示する)においておこなうので注意すること。
参考URL
http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~atamadai/